ルカシェンコへの抵抗のシンボル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 08:30 UTC 版)
「ベラルーシの国旗」の記事における「ルカシェンコへの抵抗のシンボル」の解説
1995年以降、白赤白旗はアレクサンドル・ルカシェンコ政権への抵抗の象徴として使われ、特に2006年・2010年・2020年の大統領選挙後の抗議活動、自由の日の祝典での大集会と祖霊祭の記念行進で旗が多く見られた。ベラルーシ政府は公的には白赤白旗の使用を禁止していないが、「未登録の象徴」とみなしており、政治活動家やスポーツのファンが示威運動で用いた場合は逮捕、旗の没収になりうる。2010年上旬に政治活動家のシャルヘイ・カヴァレンカが、ヴィーツェプスク(ヴィテプスク)の中央広場のクリスマスツリーの上に白赤白旗を置いたために逮捕された。2022年2月、2022年ロシアのウクライナ侵攻に伴い、ルカシェンコ政権がウクライナに派兵すると目される中、2020年ベラルーシ大統領選挙の候補者の一人でベラルーシ調整評議会(英語版)議長であるスヴャトラーナ・ツィハノウスカヤは、リトアニアのヴィリニュスにあるベラルーシ大使館で、ヴィリニュスのディアスポラがベラルーシの公式旗を降ろして白赤白旗を掲揚する様子を撮影した動画をTwitter上に投稿して、同時に彼らがウクライナへの連帯を表明するためウクライナの国旗を追加したと述べ、大使館はもはやルカシェンコ政権を代表していないと主張した。
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