リーズ大学とは? わかりやすく解説

リーズ大学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/27 16:27 UTC 版)

University of Leeds
モットー ラテン語: Et augebitur scientia
モットー (英語) "And knowledge will be increased"
種別 Public
設立年 1904 - University of Leeds
1887 - affiliated to the federal Victoria University
1831 - Leeds School of Medicine英語版
資金 £49.28 million[1]
総長 The Lord Bragg
副総長 Sir Alan Langlands
Visitor ニック・クレッグ
As Lord President of the Council
職員数
8,000[2]:3
学生総数 33,585[3]
学部生 24,080[3]
大学院生 9,505[3]
所在地 イングランド
ウェスト・ヨークシャーリーズ
北緯53度48分26秒 西経1度33分6秒 / 北緯53.80722度 西経1.55167度 / 53.80722; -1.55167座標: 北緯53度48分26秒 西経1度33分6秒 / 北緯53.80722度 西経1.55167度 / 53.80722; -1.55167
キャンパス 都市, 郊外
新聞 Leeds Student
ACU英語版
Association of MBAs
CDIO英語版
EQUIS
EUA
N8グループ英語版
ラッセル・グループ
Santander Network英語版
ユニバーシティーズUK英語版
White Rose Consortium
WUN英語版
英国アラン・チューリング研究所英語版
公式サイト www.leeds.ac.uk
テンプレートを表示

リーズ大学: University of Leeds)は英国ウェスト・ヨークシャーリーズ市にある国立大学である。2017年9月から2018年6月に日本の皇族、佳子内親王が本学に留学していた。

Parkinson Building

概要

英国を代表する名門大学群、ラッセル・グループのメンバーであり、20世紀初頭に設立された赤レンガ大学にも属する。トールキン作家言語学者)が教鞭をとっていたことがある。33,000人を超す学生が在籍しており、英国でも有数の規模を誇る。リーズ大学ビジネススクールは3大アクレディテーション機関(MBA協会AACSBEQUIS)から評価・認証を取得しているトリプル校英語版であり、高い評価を受けている[4]。QS世界ランキングでは世界の大学トップ100位前後にランクし、ノーベル賞受賞者も2名輩出している。2017年9月から2018年6月には日本の皇族、佳子内親王がリーズ大学に留学していた。

キャンパス

  • シティー・キャンパス
  • ブレトン・ホール・キャンパス

歴史

Leeds School of Medicine

Leeds School of Medicine(1831年創立)とYorkshire College of Science(1874年創立)が起源。これらの教育機関は、地域の科学教育(特に医学と織物業)の要請に基づき設立された。当時、北部諸都市の大学設立にあたっては、国教会派の貴族、紳士階級のためだけに存在するオックスフォード大学ケンブリッジ大学の排他性に挑戦するという共通の方針がみられ、リーズ大学の起源もこの例に洩れない。両校は1884年に合併後、1887年ビクトリア大学連合英語版の一部となっていたが、マンチェスター大学リバプール大学が都市大学として独立すると、同様に1904年エドワード7世に設立認可を与えられ、リーズ大学として独立した。2001年8月には、ブレトン・ホール・カレッジを吸収合併した。

ランキング

  • QS 世界ランキング2022:92位[5]
  • THE 世界ランキング2022:127位[6]
  • 国内ランキング:20位/130校中(2022年版)[7]

ラッセル・グループの一員でもあるリーズ大学は、特に人文科学系に強く、QS・THEの両方の世界ランキングで概ね60位代にランクしている。世界大学学術ランキングにおいて交通工学分野が4位に評価されたり、QS世界ランキング2021の科目別ではEarth and Marine Sciences(地球海洋科学)が世界14位にランクしているほか、ビジネス・マネジメント分野が世界トップ100入りを果たしているなど、研究力のある大学として知られる。リーズ大学は英国のAI・データサイエンス研究機関である英国アラン・チューリング研究所英語版の構成機関の一つである。

組織

Parkinson Campanile
  • 人文科学
  • 音楽・視覚芸術・舞台芸術
  • 生物科学
  • ビジネス・法学・社会科学
  • 自然科学・地球・環境学
  • 工学
  • 数学・物理科学
  • 医学・歯学・心理学・健康学

教員

主な出身者

脚註

  1. ^ 2009-2010 Financial Statement”. 2013年8月16日閲覧。
  2. ^ University of Leeds (2010年). “The University of Leeds Facts and Figures”. 2009年9月23日閲覧。
  3. ^ a b c HESA Institution 2009-10”. HESA. 2013年8月16日閲覧。
  4. ^ “Rankings” (英語). Leeds University Business School. (2020年). https://business.leeds.ac.uk/about-us/doc/rankings 2020年1月16日閲覧。 
  5. ^ “the QS World University Rankings 2022” (英語). Top Universities. (2021年). https://www.topuniversities.com/university-rankings/world-university-rankings/2022 2022年1月23日閲覧。 
  6. ^ “World University Rankings” (英語). Times Higher Education (THE). (2021年). https://www.timeshighereducation.com/world-university-rankings/university-leeds 2022年1月23日閲覧。 
  7. ^ University League Tables 2022

関連項目

外部リンク


リーズ大学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/09 00:38 UTC 版)

ヘンリー・ブラッグ」の記事における「リーズ大学」の解説

1909年、リーズ大学で物理学教授就任。ここでもX線に関する研究続け成果収めている。X線分光器発明し1913年ケンブリッジ大学学生だった息子ウィリアム・ローレンス・ブラッグと共に結晶間隔X線回折の関係を定式化したブラッグの法則見出したブラッグの式は結晶構造X線解析基本となるものである1914年以降ブラッグ親子戦争関わる仕事をするようになった。父ヘンリー潜水艦探知技術開発関わり1918年には海軍省コンサルタントとしてロンドン戻った1915年X線による結晶構造解析に関する研究」により息子と共にノーベル物理学賞受賞した

※この「リーズ大学」の解説は、「ヘンリー・ブラッグ」の解説の一部です。
「リーズ大学」を含む「ヘンリー・ブラッグ」の記事については、「ヘンリー・ブラッグ」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「リーズ大学」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「リーズ大学」の例文・使い方・用例・文例

  • 彼はリーズ大学の英語の教授です。
Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「リーズ大学」の関連用語

リーズ大学のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



リーズ大学のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのリーズ大学 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのヘンリー・ブラッグ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS