リガーゼとは?

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リガーゼ

同義/類義語:結合酵素
英訳・(英)同義/類義語:ligase

一般的には、異な分子結合させて単一分子生成する酵素総称

リガーゼ

ポリヌクレオチドDNA, RNA)の5'リン酸末端と3'ヒドロキシル末端結合する酵素生体内において、DNAの複製修復時に必要となる。 リガーゼ
リガーゼ+ATP → リガーゼ

細胞内での反応

DNAの複製

DNAの修復

実験での用途

 遺伝子工学では、DNAをつなぐために必要とされる制限修飾系ハサミなら、リガーゼは「のり」である。用途に応じてDNAリガーゼRNAリガーゼを使い分ける

ライゲーションキットについて

 市販されているライゲーションキットは、ライゲーション適したバッファー組成最適塩濃度界面活性剤濃度)になるように工夫されています。また、ライゲーション効率上げるために修復タンパク質PprAを添加したキットNippon gene)もあります

 注意なければいけないのは、そのバッファー組成形質転換効率悪影響与えることが多い、ということです。ライゲーション後にエタ沈することが望ましいですが、エタ沈操作ショートカットするために、悪影響与えないよう溶液加えタイプありますTaKaRa)。

 いずれにしても、「高効率」を謳うキットを使う場合、「なぜ高効率か?」ということをよく理解して使いたいものです。

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リガーゼ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/06/27 05:24 UTC 版)

リガーゼ(ligase)とはEC番号6群に属する酵素であり、ATPなど高エネルギー化合物の加水分解に共役して触媒作用を発現する特徴を持つ[1][2]。英語の発音に従ってライゲースと表記される場合もある[3]。リガーゼは別名としてシンテターゼ(シンセテース[3])と呼ばれる。日本語ではリガーゼを指して合成酵素と呼ぶことがあるが、合成酵素といった場合はEC6群のシンテターゼの他にEC4群のシンターゼを含むので留意が必要である。シンテターゼはATPなどの高エネルギー化合物分解と共役しているのに対して、シンターゼ(シンセース[3])はリアーゼ(ライエース[3])の一種であり高エネルギー化合物分解の共役は不要である。[4]




  1. ^ リガーゼ、『世界大百科事典』CD-ROM版、平凡社、1998年
  2. ^ リガーゼ、『理化学辞典』、第5版、岩波書店
  3. ^ a b c d 文部科学省監修学術用語集の「学術語の訳字通則」に従うとリアーゼ、シンテターゼ、シンターゼが正式となる。投稿雑誌によっては英語読みのカタカナ表記であるライエース、シンセテース、シンセースは推奨されない場合がある
  4. ^ 合成酵素、『理化学辞典』、第5版、岩波書店
  5. ^ シンテターゼ、『理化学辞典』、第5版、岩波書店
  6. ^ 酵素命名法(英語)


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