ヒスチジンtRNAリガーゼ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/03/22 14:56 UTC 版)
histidine-tRNA ligase | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
識別子 | |||||||
EC番号 | 6.1.1.21 | ||||||
CAS登録番号 | 9068-78-4 | ||||||
データベース | |||||||
IntEnz | IntEnz view | ||||||
BRENDA | BRENDA entry | ||||||
ExPASy | NiceZyme view | ||||||
KEGG | KEGG entry | ||||||
MetaCyc | metabolic pathway | ||||||
PRIAM | profile | ||||||
PDB | structures | ||||||
遺伝子オントロジー | AmiGO / EGO | ||||||
|
ヒスチジンtRNAリガーゼ(Histidine—tRNA ligase、EC 6.1.1.21)は、以下の化学反応を触媒する酵素である。
-
ATP + L-ヒスチジン + RNA
AMP + 二リン酸 + L-ヒスチジルtRNAHis
従って、この酵素は、ATPとL-ヒスチジンとRNAの3つの基質、AMPと二リン酸とL-ヒスチジルtRNAHisの3つの生成物を持つ。
この酵素はリガーゼに分類され、特にアミノアシルtRNAと関連化合物に炭素-酸素結合を形成する。系統名はL-ヒスチジン:tRNAHisリガーゼ(AMP生成)(L-Histidine:tRNAHis ligase (AMP-forming))である。ヒスチジルtRNAシンターゼ、ヒスチジントランスラーゼ等とも呼ばれる。この酵素は、ヒスチジンの代謝及びアミノアシルtRNAの生合成に関与している。
構造
2007年末時点で、9個の構造が解かれている。蛋白質構造データバンクのコードは、1ADJ、1ADY、1H4V、1HTT、1KMM、1KMN、1QE0、1WU7、1X59である。
出典
- ヒスチジンtRNAリガーゼのページへのリンク