ヒスチジノールホスファターゼ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/03/17 10:35 UTC 版)
ヒスチジノールホスファターゼ | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
識別子 | |||||||
EC番号 | 3.1.3.15 | ||||||
CAS登録番号 | 9025-79-0 | ||||||
データベース | |||||||
IntEnz | IntEnz view | ||||||
BRENDA | BRENDA entry | ||||||
ExPASy | NiceZyme view | ||||||
KEGG | KEGG entry | ||||||
MetaCyc | metabolic pathway | ||||||
PRIAM | profile | ||||||
PDB | structures | ||||||
遺伝子オントロジー | AmiGO / EGO | ||||||
|
ヒスチジノールホスファターゼ(Histidinol-phosphatase、EC 3.1.3.15)は、以下の化学反応を触媒する酵素である。
-
L-ヒスチジノールリン酸 + 水
L-ヒスチジノール + リン酸
従って、この酵素の2つの基質はL-ヒスチジノールリン酸と水、2つの生成物はL-ヒスチジノールとリン酸である。
この酵素は加水分解酵素に分類され、特にリン酸エステル結合に作用する。系統名は、L-ヒスチジノールリン酸ホスホヒドロラーゼ(L-histidinol-phosphate phosphohydrolase)である。ヒスチジン代謝に関与している。
構造
2007年末時点で、5つの構造が解かれている。蛋白質構造データバンクのコードは、2FPR、2FPS、2FPU、2FPW、2FPXである。
大腸菌
大腸菌において遺伝子hisBによってコードされる酵素は、融合したイミダゾールグリセロール-リン酸デヒドラターゼとヒスチジノールホスファターゼである。
出典
- ヒスチジノールホスファターゼのページへのリンク