アスパラギン酸tRNAリガーゼとは? わかりやすく解説

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アスパラギン酸tRNAリガーゼ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/03/23 07:52 UTC 版)

aspartate-tRNA ligase
識別子
EC番号 6.1.1.12
CAS登録番号 9027-32-1
データベース
IntEnz IntEnz view
BRENDA BRENDA entry
ExPASy NiceZyme view
KEGG KEGG entry
MetaCyc metabolic pathway
PRIAM profile
PDB structures
遺伝子オントロジー AmiGO / EGO

アスパラギン酸tRNAリガーゼ(Aspartate—tRNA ligase、EC 6.1.1.12)は、以下の化学反応触媒する酵素である。

ATP + L-アスパラギン酸 + RNA AMP + 二リン酸 + L-アスパルチルtRNAAsp

従って、この酵素は、ATPとL-アスパラギン酸RNAの3つの基質、AMP二リン酸とL-アスパルチルtRNAAspの3つの生成物を持つ。

この酵素はリガーゼに分類され、特にアミノアシルtRNAと関連化合物に炭素-酸素結合を形成する。系統名はL-アスパラギン酸:tRNAAspリガーゼ(AMP生成)(L-Aspartate:tRNAAsp ligase (AMP-forming))である。アスパルチルtRNAシンターゼ、アスパラギン酸トランスラーゼ等とも呼ばれる。この酵素は、アラニンとアスパラギン酸の代謝及びアミノアシルtRNAの生合成に関与している。

構造

2007年末時点で、10個の構造が解かれている。蛋白質構造データバンクのコードは、1ASY1ASZ1B8A1C0A1EFW1EOV1EQR1G511IL21L0Wである。

出典

  • Gangloff J, Dirheimer G (1973). “Studies on aspartyl-tRNA synthetase from Baker's yeast. I Purification and properties of the enzyme”. Biochim. Biophys. Acta. 294 (1): 263–72. PMID 4575961. 
  • NORTON SJ, RAVEL JM, LEE C, SHIVE W (1963). “Purification and properties of the aspartyl ribonucleic acid synthetase of Lactobacillus arabinosus”. J. Biol. Chem. 238: 269–74. PMID 13939000. 



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