アラニンtRNAリガーゼとは? わかりやすく解説

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アラニンtRNAリガーゼ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/03/21 14:50 UTC 版)

alanine-tRNA ligase
識別子
EC番号 6.1.1.7
CAS登録番号 9031-71-4
データベース
IntEnz IntEnz view
BRENDA BRENDA entry
ExPASy NiceZyme view
KEGG KEGG entry
MetaCyc metabolic pathway
PRIAM profile
PDB structures
遺伝子オントロジー AmiGO / EGO

アラニンtRNAリガーゼ(Alanine—tRNA ligase、EC 6.1.1.7)は、以下の化学反応触媒する酵素である。

ATP + L-アラニン + RNA AMP + 二リン酸 + L-アラニルtRNAAla


従って、この酵素は、ATPとL-アラニンRNAの3つの基質、AMP二リン酸とL-アラニル-tRNAAlaの3つの生成物を持つ。

この酵素はリガーゼに分類され、特にアミノアシルtRNAと関連化合物に炭素-酸素結合を形成する。系統名はL-アラニン:tRNAAlaリガーゼ(AMP生成)(L-Alanine:tRNAAla ligase (AMP-forming))である。アラニルtRNAシンターゼ、アラニントランスラーゼ、AlaRS等とも呼ばれる。この酵素は、アラニン、アスパラギン酸生合成及びアミノアシルtRNAの生合成に関与している。

構造

2007年末時点で、7個の構造が解かれている。蛋白質構造データバンクのコードは、1RIQ1V4P1YFR1YFS1YFT1YGB2E1Bである。

出典

  • HOLLEY RW, GOLDSTEIN J (1959). “An alanine-dependent, ribonuclease-inhibited conversion of adenosine 5'-phosphate to adenosine triphosphate. II. Reconstruction of the system from purified components”. J. Biol. Chem. 234 (7): 1765–8. PMID 13672960. 
  • Webster GC (1961). “Isolation of an alanine-activating enzyme from pig liver”. Biochim. Biophys. Acta 49: 141–152. doi:10.1016/0006-3002(61)90877-0. PMID 13783653. 



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