グルタミン酸tRNAリガーゼとは? わかりやすく解説

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グルタミン酸tRNAリガーゼ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/03/21 16:17 UTC 版)

glutamate-tRNA ligase
識別子
EC番号 6.1.1.17
CAS登録番号 9068-76-2
データベース
IntEnz IntEnz view
BRENDA BRENDA entry
ExPASy NiceZyme view
KEGG KEGG entry
MetaCyc metabolic pathway
PRIAM profile
PDB structures
遺伝子オントロジー AmiGO / EGO

グルタミン酸tRNAリガーゼ(Glutamate—tRNA ligase、EC 6.1.1.17)は、以下の化学反応触媒する酵素である。

ATP + L-グルタミン酸 + RNA AMP + 二リン酸 + L-グルタミルtRNAGlu

従って、この酵素は、ATPとL-グルタミン酸RNAの3つの基質、AMP二リン酸とL-グルタミルtRNAGlnの3つの生成物を持つ。

この酵素はリガーゼに分類され、特にアミノアシルtRNAと関連化合物に炭素-酸素結合を形成する。系統名はL-グルタミン酸:tRNAGlnリガーゼ(AMP生成)(L-Glutamate:tRNAGlu ligase (AMP-forming))である。グルタミルtRNAシンターゼ、グルタミン酸トランスラーゼ等とも呼ばれる。この酵素は、グルタミン酸代謝ポルフィリンクロロフィルの代謝、及びアミノアシルtRNAの生合成の3つの代謝経路に関与している。

構造

2007年末時点で、16個の構造が解かれている。蛋白質構造データバンクのコードは、1FYJ1G591J091N751N771N782CFO2CUZ2CV02CV12CV22DXI2HRA2HRK2HSM2O5Rである。

出典

  • Ravel JM, Wang S, Heinemeyer C and Shive W (1965). “Glutamyl and glutaminyl ribonucleic acid synthetases of Escherichia coli W. Separation, properties, and stimulation of adenosine triphosphate-pyrophosphate exchange by acceptor ribonucleic acid”. J. Biol. Chem. 240: 432–438. PMID 14253448. 



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