カルノシン合成酵素とは? わかりやすく解説

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カルノシン合成酵素

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/08/07 20:57 UTC 版)

カルノシン合成酵素
識別子
EC番号 6.3.2.11
CAS登録番号 9023-61-4
データベース
IntEnz IntEnz view
BRENDA英語版 BRENDA entry
ExPASy NiceZyme view
KEGG KEGG entry
MetaCyc metabolic pathway
PRIAM profile
PDB構造 RCSB PDB PDBe PDBsum
遺伝子オントロジー AmiGO / EGO

カルノシン合成酵素(Carnosine synthase、EC 6.3.2.11)は、以下の化学反応触媒する酵素である。

ATP + L-ヒスチジン + β-アラニンAMP + 二リン酸 + カルノシン

従って、この酵素の3つの基質はATPとL-ヒスチジンβ-アラニン、3つの生成物はAMP二リン酸カルノシンである。

この酵素はリガーゼ、特に炭素-窒素結合を形成する酸-D-アミノ酸リガーゼ(ペプチドシンターゼ)に分類される。系統名は、L-ヒスチジン:β-アラニン リガーゼ(AMP生成)である。この他によく用いられる名前として、carnosine synthetase、carnosine-anserine synthetase、homocarnosine-carnosine synthetase、carnosine-homocarnosine synthetase等がある。

この酵素は、尿素回路、アラニン及びアスパラギン酸の代謝、ヒスチジンの代謝、β-アラニンの代謝の4つの代謝経路に関与している。

出典




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