システインtRNAリガーゼとは? わかりやすく解説

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システインtRNAリガーゼ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/03/24 04:58 UTC 版)

cysteine-tRNA ligase
識別子
EC番号 6.1.1.16
CAS登録番号 37318-56-2
データベース
IntEnz IntEnz view
BRENDA BRENDA entry
ExPASy NiceZyme view
KEGG KEGG entry
MetaCyc metabolic pathway
PRIAM profile
PDB構造 RCSB PDB PDBe PDBj PDBsum
遺伝子オントロジー AmiGO / EGO

システインtRNAリガーゼ(Cysteine—tRNA ligase、EC 6.1.1.16)は、以下の化学反応触媒する酵素である。

ATP + L-システイン + RNA AMP + 二リン酸 + L-システイニルtRNACys

従って、この酵素は、ATPとL-システインRNAの3つの基質、AMP二リン酸とL-システイニルtRNACysの3つの生成物を持つ。

この酵素はリガーゼに分類され、特にアミノアシルtRNAと関連化合物に炭素-酸素結合を形成する。系統名はL-システイン:tRNACysリガーゼ(AMP生成)(L-Cysteine:tRNACys ligase (AMP-forming))である。システイニルtRNAシンターゼ、システイントランスラーゼ等とも呼ばれる。この酵素は、システインの代謝及びアミノアシルtRNAの生合成に関与している。

構造

2007年末時点で、3個の構造が解かれている。蛋白質構造データバンクのコードは、1LI51LI71U0Bである。

出典

  • McCorquodale DJ (1964). “The separation and partial purification of aminoacyl-RNA synthetases from Escherichia coli”. Biochim. Biophys. Acta 91: 541–548. PMID 14262440. 



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