モノクロ版
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 07:12 UTC 版)
「月世界旅行 (映画)」の記事における「モノクロ版」の解説
1920年代後半にメリエスとその作品は、映画史に造詣が深い人々、特に映画監督のルネ・クレール、映画評論家のジャン=ジョルジュ・オーリオール(フランス語版)やポール・ジルソン(英語版)らの努力により再発見された。1929年12月16日、パリのサル・プレイエルでメリエスを讃える「ガラ・メリエス(Gala Méliès)」が開催され、1931年にはメリエスにレジオンドヌール勲章が授与された。こうしてメリエスへの関心が高まっている間、映画館経営者のジャン・モークレールと初期の映画実験家ジャン・アクメ・リロイは、それぞれ『月世界旅行』の現存するプリントを探すための活動を始めていた。モークレールは1929年10月にパリで、リロイは1930年にロンドンでコピーを入手したが、どちらも不完全なものだった。モークレールのものは最初と最後のシーンが欠けており、リロイのものもパレードと記念像が登場する最後のシークエンスが丸々と欠けていた。これらのプリントは先述のガラ・メリエスといった回顧展や前衛映画の上映会など、特別な機会に上映されることがあり、時にメリエス自身がプレゼンを行うこともあった。 1932年にリロイが亡くなった後、彼の映画コレクションは1936年にニューヨーク近代美術館(MoMA)が購入した。MoMAの映画キュレーターであるアイリス・バリーが主導して『月世界旅行』の購入及び上映を行ったことで、本作はアメリカ人とカナダ人の幅広い観客に再び公開され、映画史上の画期的な出来事となった。最後のパレードのシークエンスを欠いたリロイの不完全なバージョンは、後世における一般的なバージョンとなり、シネマテーク・フランセーズのプリントを含むほとんどのプリントがこれを基に複製された。1997年にメリエス家が設立した財団法人シネマテーク・メリエス(フランス語版)は、様々な資料を基にパレードのシークエンスを含む完全版を再作成した。
※この「モノクロ版」の解説は、「月世界旅行 (映画)」の解説の一部です。
「モノクロ版」を含む「月世界旅行 (映画)」の記事については、「月世界旅行 (映画)」の概要を参照ください。
モノクロ版
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/02 03:53 UTC 版)
オープニングテーマ&エンディングテーマ「おらぁグズラだど」 作詞 - 青島幸男 / 作曲・編曲 - 馬渡誠一 / 歌 - 谷啓レコードでは、グズラ役の大平透が歌うバージョン(日本コロムビア版カバー)も存在する。 現存するオープニングフィルムでは、ラストでグズラがポーズを取ったところで一旦音楽が停止し、しばらくしたら再び音楽が流れて終わる。 挿入歌「グズラ音頭」 作詞 - 鳥海尽三 / 作曲・編曲 - 小野崎孝輔 / 歌 - 大平透、堀絢子、コロムビアゆりかご会
※この「モノクロ版」の解説は、「おらぁグズラだど」の解説の一部です。
「モノクロ版」を含む「おらぁグズラだど」の記事については、「おらぁグズラだど」の概要を参照ください。
Weblioに収録されているすべての辞書からモノクロ版を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書からモノクロ版 を検索
- モノクロ版のページへのリンク