モノグリセリド誘導体とは? わかりやすく解説

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モノグリセリド誘導体

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/22 04:45 UTC 版)

グリセリン脂肪酸エステル」の記事における「モノグリセリド誘導体」の解説

CH2OCOR|CHOH|CH2OCOCH2酢酸モノグリセリドAMG)の構造式 モノグリセリド誘導体はモノグリセリドモノグリセライド、Monoglyceride)のヒドロキシ基にさらに有機酸エステル結合させたもので、有機酸モノグリセリドとも呼ばれる日本では酢酸モノグリセリドAMG)、クエン酸モノグリセリドCMG)、コハク酸モノグリセリドSMG)、ジアセチル酒石モノグリセリドTMGまたはDATEM)、乳酸モノグリセリドLMG)が認可されている。 AMG - モノグリセリド無水酢酸アセチル化、またはトリアシルグリセロールトリアセチンエステル交換により作られマーガリン伸展性向上、冷菓のチョコレートコーティングの割れ軽減被覆性による精肉ソーセージ冷凍魚水分蒸発防止鮮度保持ホイップクリームケーキの起泡性向上などに効果がある。 CMG - モノグリセリドクエン酸混合加熱して作られ酸化防止剤助剤クリーミングパウダーO/W乳化用いられるSMG - モノグリセリドコハク酸無水物反応、またはコハク酸加熱反応して作られパン品質改良用いられるTMG - 酒石酸のヒドロキシ基アセチル化してジアセチル酒石酸無水物としたあとモノグリセリド反応させて作られパン品質改良クリーミングパウダーO/W乳化用いられるLMG - 乳酸はモノグリセリドだけでなくジグリセリドとも反応しやすく、各種製造法がある。ケーキ品質改良気泡安定作用がある。

※この「モノグリセリド誘導体」の解説は、「グリセリン脂肪酸エステル」の解説の一部です。
「モノグリセリド誘導体」を含む「グリセリン脂肪酸エステル」の記事については、「グリセリン脂肪酸エステル」の概要を参照ください。

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