ネブ博士
(ムシキング研究所 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/04 13:48 UTC 版)
ネブ博士(ネブはかせ、6月19日 - )は、セガ『甲虫王者ムシキング』に登場するキャラクターの一人。身長175cm(アニメ版は178cm)。
概要
ムシキング研究所の所長であり、ムシキングを開発したエンジニアの一人。このため、ムシキングの事ならば何でも知っており、研究員や全国のムシキングリーダー達の尊敬を集めている。
現在も開発を続ける傍らで、雑誌や大会、イベントなどで子供達にムシキングの素晴らしさを伝え歩いている。 最近はTVアニメ「甲虫王者ムシキング 森の民の伝説」内の「ムシキング教室」のコーナーをブラック博士と共に受け持ったり、プロレスリング・ノアのレスラー、ムシキング・テリーのセコンドとしても活動している。日本武道館で行われたテリーの復帰戦では、子供達にテリーを呼ぶように促すマイクパフォーマンスを行った。
アーケード版などでは一部彼と戦うことの出来るモードも存在する。
ゲーム内のエクストラステージでは、ブラック博士によって開発されたブラックマスク(ムシキング・ジョーカーが被っているものと同形)の力で洗脳された博士の姿を見ることができる。
関連して、2007年10月21日にムシキングミュージアムで行われた「大人限定」の大会にブラックマスクなる人物(前述のマスクに漆黒の上着、白手袋を着用)が姿を現したが、正体がネブ博士であるかどうかは定かではない。
性格など
- よく使う虫はグラントシロカブト。学年誌や少年雑誌などにネブ博士バージョンのグラントシロカブトのカードが付録としてついてきた。
- トマトが嫌い。ゲームボーイアドバンス、ニンテンドーDSで発売されたゲーム、「甲虫王者ムシキング ~グレイテストチャンピオンへの道~」の中で、トマトを投げつけられて弱っているシーンがある。
- プロレスリング・ノア社長の三沢光晴と親しく、技の開発などで協力関係にある。また、本当にプロレスが好きらしく、てれびくんの付録DVDで聴かせたムシキング・テリー対ムシキング・ジョーカーの実況は圧巻。
正体
ネブ博士を演じるのは、甲虫王者ムシキングの開発元であるセガ ファミリーエンタテインメント研究開発部・ムシキングチームのデザイナー、根布谷朋範である[1]。「ゲームを解説するための博士キャラが欲しい」と提言したところ、「君がやってみれば」との鶴の一声で『ネブ博士』として活動する事になった。この辺りが、昔から関係者が体を張る傾向にあるセガらしい。
また、2005年年末に公開された映画『劇場版 甲虫王者ムシキング ~グレイテストチャンピオンへの道~』にも登場したが、その際の声優は根布谷ではなく内田夕夜が務めている。
なお、根布谷はネブ博士ではなくセガの開発者の一人「根布谷朋範」として、2006年にNHKの番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」に、ムシキングのプロデューサーである植村比呂志と共に取り上げられた。
ムシキングが台湾に進出した際は、J博士というキャラクターが登場した。
出典
ムシキング研究所
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「甲虫王者ムシキング」の記事における「ムシキング研究所」の解説
ネブ博士 ムシキング研究所の所長で、別名「小型甲虫のエキスパート」。好きなものは、スパゲッティとプロレス。トマトが死ぬほど苦手で、読みきり漫画でブラック博士に誘拐・監禁された際に、ブラック博士にトマト料理を山ほど食べさせられて、げっそりとやつれてしまったことがきっかけ。好きな甲虫は「グラントシロカブト」。元はムシキングチームのディレクター・根布谷朋範。 ムシキング・ジョニー 全国を旅しながら、各地でムシキング大会を応援している、さすらいのムシバトラー。 みんなにやさしい、よきアニキ的存在。DSソフト「甲虫王者ムシキング 〜グレイテストチャンピオンへの道2〜」(以下、GC2)でネブ博士がピンチの際には必ず現れるらしい。好きな甲虫はネプチューンオオカブト。元はムシキングチームのリサーチ・西山太郎で、ムシキングチームにスカウトされるまではゲームセンターの店長だった。GBAソフト「グレイテストチャンピオンへの道(GC)」においても、それをモデルに「ニシヤマ店長」として登場している。 ブラック博士 ネブ博士のライバル的な存在で、ネブ博士を倒そうとするがいつも返り討ちに遭う。その一方、「GC2」ではワルキング団の陰謀に押され、ネブ博士を誘拐した。ネブ博士とは対称的に大型甲虫が好物で、特に好きな甲虫はアクティオンゾウカブト。 ムシキング研究所の所長・ネブ博士やゲームのプレイヤーに何かとちょっかいを出してくる存在。但し、悪人という訳ではなく、基本的に「ムシキングが大好きなちょっと困ったおじさん」である。最近はTVアニメ「甲虫王者ムシキング 森の民の伝説」内の「ムシキング教室」のコーナーをネブ博士と共に担当。ムシや技の名前をど忘れしたり(例:ギラファノコギリクワガタ→ギラバノゴギジグワガタ)頓珍漢な間違い方をしてネブ博士に正してもらうのが主な役どころ。プロレスリング・ノアにおけるムシキング・テリーの試合では、そのライバルであるムシキング・ジョーカーのセコンドとして登場。セガ ファミリーエンタテインメント研究開発部・ムシキングチームのプロデューサー・植村比呂志がその正体。植村はオシャレ魔女♥ラブandベリーではプロデューサーを務めたほか、『ダンディ植村』としても活動している。2006年、NHKの番組、『プロフェッショナル 仕事の流儀』にネブ博士の正体である根布谷とともに出演している。 ムシキング・テリー ムシキング研究所とプロレスリングノアのコラボにより生まれたプロレスラー。ゲームに登場するムシのわざをモチーフにした攻撃技を得意とし、ミストクラッシュ、アクシズスピン、ストライクバックの3つの得意技を持つ。好きな虫はキプルツヤクワガタとプラティオドンネブトクワガタ。 ジャッジマスター ムシキング大会を盛り上げるレフリーで、実況にはいつも欠かせない存在。フクチー(元はリサーチ担当の福間創)とディグの2人がいる。 ムシ王・クワ王・ハニー ムシキングの面白さをみんなに伝えるために造られた甲虫型ロボット。3人とも正反対な性格。
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