ミルキィローズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 14:36 UTC 版)
「Yes!プリキュア5」の記事における「ミルキィローズ」の解説
美々野くるみ(ミルク)が変身する奇跡の青いバラの力を持つ戦士。変身時の名乗りは「青いバラは秘密のしるし! ミルキィローズ!」。イメージカラーは紫。 『GoGo!』第10話でドリームたちの前に突如現れ助太刀する。その後第14話で彼女たちに正体がバレたとき「青いバラの力で覚醒した」と経緯を説明する。 白と紫を基調としたヘソ出しのコスチュームで、青いバラの飾りがアクセントになっている。髪はウェーブがかかったツーサイドアップで、青いバラの花びらの飾りで留めてある。髪の色は変身前に比べて青みがかった紫色となり、瞳の色も変身前より若干明るい赤色に変化する。 青いバラの力によって強力な戦闘力を持ち、初登場時に敵幹部の1人であるスコルプを圧倒し一瞬で消滅させている。反面、防御技は持っておらず、間接攻撃を苦手としている。また変身自体で大きく力を消耗してしまうため、ダメージを受けたり長期戦になると戦闘中に力尽きてミルクの姿に戻ってしまうなど守りに弱点を抱える。ただし、ココやナッツのように強い衝撃を受けただけで元の姿に戻ることはない。 華麗なデビューを飾ったものの第12話では新たな幹部ネバタコスの軟体に攻撃が通じず苦戦、ブンビーには経験不足が弱点であることを見抜かれて防戦一方になるなどピンチに陥った。このようにテレビシリーズでは中盤以降次々に登場する強敵に敗れるシーンが多かったものの、『プリキュアオールスターズDX』公開記念に行われたランキング集計において、「いちばん強そうなのは?」においてプリキュアを差し置き1位という結果を残した。同作品ではパンチ1発でクレーターのような巨大な穴を開ける描写が存在する。『DX2』では、敵の攻撃を避けるためミルクに変身して、即座にローズに戻るという芸当も見せたが、その後は敵の連係の前に必殺技を破られ力尽きミルクに戻ってしまった。 『NewStage』以降はさらに増えるプリキュアの中で突出した活躍をするシーンは殆ど見られなくなっている。『NewStage2』では他のプリキュアと共に結晶にされているが、影との戦闘で敗北したため唯一妖精の姿で結晶化している。 必殺技 ミルキィローズ・ブリザード ミルキィパレット使用時の技。タッチペンをミルキィパレットの右側にセットして、すべてのボタンを自動押すことで、タッチペンの先端が光を発した。「邪悪な力を包み込む、バラの吹雪を咲かせましょう!」という掛け声でミルキィパレットを前方にかざして、それを巨大な青いバラの花が現れた。「ミルキィローズ・ブリザード!」と叫ぶことで凝縮した気流が青いバラの花を打ち散らし、青いバラの花吹雪を起こし、大きな青いバラの形に敵を包み込み、一瞬で青いバラの花が爆裂して、敵を粉砕する。 ミルキィローズ・メタルブリザード ミルキィミラー使用時の技。ミルキィノートの画面から飛び出す青いバラの花を、タッチペンに差し込みミルキィパレットにセットするとミルキィミラーに変化し、ミルキィミラーを回転させてから先端の青いバラの飾りを自動押してストップさせる。「邪悪な力を包み込む、煌くバラを咲かせましょう!」という掛け声でミルキィミラーを前方にかざして、それを巨大な鉄紺色のバラの花が現れた。「ミルキィローズ・メタルブリザード!」と叫ぶことで凝縮した気流が鉄紺色のバラの花を打ち散らし、鉄紺色のバラの花吹雪を起こし、大きな鉄紺色のバラの形に敵を包み込み、一瞬で鉄紺色のバラの花が爆裂して、敵を粉砕するとどめの一撃。ローズとミルキィノートとナッツが揃う必要がある。ミルキィローズ・ブリザードを上回る威力だが敵幹部に通用したことは一度もなかった。
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