マハーヴィーラの思想
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/08 08:21 UTC 版)
「マハーヴィーラ」の記事における「マハーヴィーラの思想」の解説
パーリ経典に登場する沙門 (六師外道)(沙門果経より) 沙門 論(思想) プーラナ・カッサパ 無道徳論、道徳否定論: 善行も悪行もなく、善悪いずれの報いも存在しない。 マッカリ・ゴーサーラ(アージーヴィカ教) 運命決定論 (宿命論): 自己の意志による行いはなく、一切はあらかじめ決定されており、定められた期間流転する定めである。 アジタ・ケーサカンバリン(順世派) 唯物論、感覚論、快楽主義: 人は四大からなり、死ぬと散じ何も残らない。善悪いずれの行いの報いもないとし、現世の快楽・享楽のみを説く。 パクダ・カッチャーヤナ(常住論者) 要素集合説:人は地・水・火・風の四元素と、苦・楽および命(霊魂)の七つの要素の集合にで構成され、それらは不変不動で相互の影響はない。 マハーヴィーラ(ジャイナ教) 相対主義、苦行主義、要素実在説: 霊魂は永遠不滅の実体であり、乞食・苦行生活で業の汚れを落とし涅槃を目指す。 サンジャヤ・ベーラッティプッタ 不可知論、懐疑論: 真理をあるがままに認識し説明することは不可能であるとする。判断の留保。 表・話・編・歴
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