ポンティアック・ソルスティスとは? わかりやすく解説

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ポンティアック・ソルスティス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/04 09:13 UTC 版)

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ポンティアック・ソルスティス
ソルスティスGXP
クーペ
製造国 アメリカ
乗車定員 2人
ボディタイプ 2ドア ロードスター
エンジン エコテック 2.4L 直4 DOHC
エコテック 2.0L 直4 DOHC ターボ
駆動方式 FR
変速機 5速AT/5速MT
全長 3993mm
全幅 1811mm
全高 1273mm
ホイールベース 2416mm
車両重量 1305kg
別名 サターン・スカイ(サターンブランド)
オペル・GT(欧州)
大宇・G2X(韓国)
-自動車のスペック表-
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ソルスティスSolstice )は、アメリカ合衆国の自動車メーカー・ゼネラルモーターズポンティアックブランドで製造・販売していたロードスターである。

サターン・スカイ、2代目オペル・GT大宇G2X とのバッジエンジニアリングによってコストを抑えている。

概要

2002年デトロイトショーにコンセプトカーが出展され、好評であったことから、2004年の同ショーにて発表2005年半ばから2006年モデルとして販売が開始された。

ロングノーズ&ショートデッキでリアデッキにフェアリング風の意匠が見られるなど古典的形状ながら、スポーツカーにふさわしいホイールベース/トレッド比が与えられ、18inの大径車輪を四隅に配置し、前後のオーバーハングを切り詰めたスタイルとなっている。

発売開始前のインターネットによる予約が9,000件を超え、限定1,000台のプレミアムモデルも予約開始からわずか41分で完売、さらに、2006年度の北米カー・オブ・ザ・イヤーにもノミネートされるなど、ポンティアックとしては久々の人気モデルとなった。

これまでの低コストなFF中心のラインナップを一新すべく、プラットフォーム縦置きFR専用に新開発された、「GMカッパプラットフォーム」を採用する。シャシ設計と開発はオペル主導で進められた。

フレームの主要部品には、同社が以前から用いている鋼管水圧で膨らませて成形する「ハイドロフォーム」技術が採用されている。オス型を水で代用するハイドロフォームは、袋状(閉断面)部品の成形では、一般的なプレス加工に比べて工数溶接長を大幅に減らせるうえ、継ぎ目のない大型部品は軽量化と高剛性化を両立できるなどのメリットを持つ。

2008年半ばからの2009年モデルにはデタッチャブルトップ(タルガトップ)のクーペも加わり、ラインナップも充実したが、本車種を生産していたウィルミントン工場の閉鎖によって、サターン・スカイとともに翌年には生産中止となっている。最終生産車のロールアウトは2010年。

販売網を持たない日本には正規輸入されていないが、好事家によって並行輸入されている。

グレード

GXP
GXP トップ収納状態
クーペ

GXP

コンバーチブルモデル

クーペ

デタッチャブルルーフモデル

  • 2008年のニューヨークオートショーで発表され、2009年上半期から生産、販売が行われた。エンジンや装備はコンバーチブルモデルと同様である。

モータースポーツ

軽量なFRゆえ、アメリカではドリフトマシンとしての評価も高く、リース・ミレンがフォーミュラD(アメリカ版D1選手権)にHKSワークスとして出走していた。2009年シーズンよりヒュンダイ・ジェネシスクーペにマシンを変更している。

ロード&トラック(サーキット)レースでは、SCCAクラブレーシングのショールーム・ストック(市販車無改造)B(SSB)クラスで2006年シリーズ1位を獲得、翌2007年はSSB 1位、新たに参戦したツーリング2(T2)クラスでも1- 3位を独占した。これにより2007年シーズン途中からT2クラスでは200ポンド(約90.7kg)のウェイトハンデキャップを課せられたが、2008年クラス1 - 3位、2009年1、3位と好成績を上げている。

登場作品

劇中車

トランスフォーマー(実写1作目) - オートボットの1人・ジャズ(日本名:マイスター)役の車両として登場。

出典

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参考文献

関連項目

外部リンク


ポンティアック・ソルスティス

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ワイルド・スピード MAX」の記事における「ポンティアック・ソルスティス」の解説

ボディカラーは黒。レティ葬式登場

※この「ポンティアック・ソルスティス」の解説は、「ワイルド・スピード MAX」の解説の一部です。
「ポンティアック・ソルスティス」を含む「ワイルド・スピード MAX」の記事については、「ワイルド・スピード MAX」の概要を参照ください。

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