ベルグバウ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/12 02:28 UTC 版)
ゼ・バルマリィ帝国で開発されたヴァルク・ベンとアストラナガンの残骸が融合して誕生した機動兵器。保有兵装や戦闘スタイルは中・遠距離戦に特化し、格闘兵装を持たない。その保有兵装の多くがアストラナガンの物と似たような特徴を有している。また、ヴァルク・ベンに搭載されていた防御兵装ディフレクト・フィールドも使用できる。スマートなラインを持ち、黒色と金色を基調とする。脊椎にそって配置されたガン・スレイヴや、大きく前方へ展開するエメト・アッシャー、胸部から伸びるプレート・バレルなど直接的なギミックが多い。デザインは金子一馬。 武装 ツイン・ラアムライフル 射撃武装。実弾と非実体弾の2種類を同時に撃ち出す。既存の武装ではR-GUNのツイン・マグナライフルに似る。銃剣を内蔵しており、ゲーム中では切り払いのアクション時に見ることができる。また、設定画やフルアクションフィギュアでは銃剣を展開した姿を確認できる。 ガン・スレイヴ 砲台に羽が付いたような形状をした遠隔誘導兵器。脊椎部に沿って4基搭載されており、使用時にはそれぞれが縦横無尽に飛び回りながら実弾を発射する。射撃時のブローバックが特徴的。 エメト・アッシャー 肩部から伸びる翼上の砲身を前方へ展開し、エネルギー砲を発射する全体攻撃。エメト(emeth)はヘブライ語で「真理」の意。 必殺技 アキシオン・バスター 劇中で「ディーンの火」とも言われる。胸部装甲を開放し、プレート状のバレルを展開した後、剥き出しになったディーン・レヴから直接エネルギーを引き出し、禍々しい色彩を放つ光弾を発射する。アニメーションがアストラナガンのアキシオン・キャノンに似た演出になっている。 劇中での活躍 第3次α 当初は機体の危険性とクォヴレー自身の意向からラー・カイラムで封印される。後にGGGで調査が行われたものの、武装周りがモビルスーツに似ている、各所にアストラナガンのイメージが見られるといった断片的な事項以外は全くわからず、起動すら出来ずにいた。クォヴレーに操作させるべくラー・カイラムに返却されていたが、彼の危機に勝手に動き出し駆けつけてからは、戦力不足から運用はクォヴレーに一任された。 その後はクォヴレーの愛機としてアラドやゼオラとチームを組み(おまかせ編成時)αナンバーズの一員として活躍する。 最終的にはロンデニオン宙域にて、バルマーの特殊部隊ゴラー・ゴレムに鹵獲されてしまう。
※この「ベルグバウ」の解説は、「アストラナガン」の解説の一部です。
「ベルグバウ」を含む「アストラナガン」の記事については、「アストラナガン」の概要を参照ください。
- ベルグバウのページへのリンク