フレミングとは? わかりやすく解説

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フレミング (Fleming, Sir John Ambrose)

フレミングという人は

ジョン・アンブローズ・フレミング ジョン・アンブローズ・
フレミング

イギリス 1849~1945

フレミング右手、左手法則

二極管発明

イギリスランカスタ生まれロンドン大学のユニバーシティー・カレッジを経てケンブリッジ大学で学ぶ。 1885年ロンドン大学初の電気工学教授就任し1926年までこの職を務める。 1882年頃から顧問業を開始してエジソン電信会社顧問エジソンスワン電灯会社顧問マルコーニ無線電信会社顧問歴任する

フレミングの主な経歴

フレミング右手の法則 フレミング右手の法則

1885年、フレミングの右手発電機)の法則教育のために考案する磁界内に導線磁界に対して垂直に動かすとき、右手中指誘導電流方向右手人差し指磁界方向親指導線運動する方向とすることができる。 モーター法則をあらわす左手の法則もある。

 

1896年エジソン効果関連研究発表する真空管中の金属板側に正電荷与えフィラメント加熱する電流流れるというエジソン効果において 、炭素フィラメント白金置き換えて同様に 効果発生することを確認した電子という概念はまだ定着しておらず、二極管発明にはまだ至らない。後にマルコーニ顧問になってからこの研究再開する

1904年二極管発明する二極管二極真空管のことで、つまりはダイオードのことである。 マルコーニ無線電信会社顧問をしていたフレミングは無線通信用として、コヒーラ検波器上回る安定した電波検知器探していた。 かつて研究したことのあるエジソン効果思い出し二極管整流作用電波検知器利用できないか考えた研究のすえモールス信号明瞭に取り出すことに成功し、”回路途中入って流れ支配する”という意味でこの二極管バルブvalve)と名づけた。

ジョン・アンブローズ・フレミング

フレミングは、無線電信重要なこの実用的な二極管によって世界中で特許取得し1929年には、ナイト称号授けられた。 1906年の”無線電信原理”、1921年の”電気50年”を含む20冊の著作があり、また100上の科学論文書いている。





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