フィスクの組織
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 01:10 UTC 版)
「デアデビル (テレビドラマ)」の記事における「フィスクの組織」の解説
ウィルソン・フィスク / キングピン(英語版) (Wilson Fisk) 演 - ヴィンセント・ドノフリオ、日本語吹替 - 乃村健次 ヘルズキッチンの再開発を企図し、マット / デアデビルと敵対する実業家。巨漢のスキンヘッドで怪力の持ち主で、常に防刃スーツを着用して守っている。 巨大組織のボスながら自ら朝食を作り、身支度も一人で整えている。目的の為に非道な行為に手を染める一方で、部下の働きや気遣いに対し労いや感謝を示すなど、けして冷酷一辺倒ではない。また12歳の時に暴力的な実父を殺害し、母と共に死体を遺棄・隠ぺいしたという罪の記憶に未だに苦しんでいるなど、単に悪党とは言い切れない複雑な面を持つ人物。だが、一度怒ると手がつけられなくなり、アナトリーを素手で殴り殺した挙げ句、車のドアで頭を何度も挟んで切り落とすという残虐性を見せる。 恋心を抱いたヴァネッサに対しては極めて誠実で紳士的な態度で接しており、彼女の質問にも嘘をつかず真実を話す。 敵である「覆面の男」についても、「並みならぬ意志と強さを持つ相手」と認めており、決して甘く見てはいない。 MCUフェイズ4配信ドラマ『ホークアイ』(2021年)に登場しているが、吹替え声優が玄田哲章に変更されている。シーズン2 刑務所に収監中。しかし、看守の買収や受刑者の支配等その力は未だ健在である。資金の大半は没収されたが、買収やヴァネッサを海外で生活させるだけの資金力は残っている。シーズン3 ヴァネッサをアメリカに戻す為、自分以外の組織の情報を差し出す事と、厳重な監視体制付の高級セーフハウスでの軟禁生活を条件にFBIとの司法取引により出所した。 しかし裏から多数の捜査官への脅迫を行い、都合のいい取引を持ちかけれるよう仕向けていた。セーフハウスもダミー会社を通した自分の持ち物であり、隠し通路と監視カメラによる逆監視を行い、それぞれの捜査官を監視していた。 幼少期のフィスク 演 - コール・ジェンソン ジェームズ・ウェスリー (James Wesley) 演 - トビー・レナード・ムーア(英語版)、日本語吹替 - 浜田賢二 フィスクの有能な助手。高級スーツと眼鏡を常に身につけ、ビジネスマン然とした外見の男性。フィスクの名を出さない為に仕事では彼を「雇い主」と呼びフィスクに対する忠誠心は非常に高い。彼に対して取引相手などが居丈高な態度を示した際には、不快な様子を見せる。また、フィスクからは「友人」と呼ばれ、特別な信頼を寄せられている。 リランド・オウルズレイ(英語版) (Leland Owlsley) 演 - ボブ・ガントン、日本語吹替 - 稲葉実 投資家。フィスクの金庫番。 ホフマン (Detective Hoffman) 市警の刑事。フィスクの手先。ブレイク殺害後口封じとしてフィスクの殺し屋に殺されかけたがデアデビルによって助けられ、今までのフィスクの悪事を警察に証言した。 ブレイク (Detective Blake) 市警の刑事。フィスクの手先。ロシアン・マフィアの拠点情報が入ったプリペイド携帯をデアデビルに奪われたことでフィスクの信頼を失い、デアデビルを陥れる策として狙撃される。入院中に相棒ホフマンの手で毒殺される。 ジョン・ヒーリー (John Healy) 殺し屋。マットとフォギーの弁護によって無罪となるが、デアデビルと戦い敗れる。フィスクの名を口にした後、自殺する。
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