ファシリティマネジャーの行動倫理
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/28 01:17 UTC 版)
「認定ファシリティマネジャー」の記事における「ファシリティマネジャーの行動倫理」の解説
国際ファシリティマネジメント協会(IFMA)のファシリティマネジャー認定制度(CFM)では、受験に際して全ての受験者は指定された「行動倫理規定」にサイン(同意)する事を義務づけされている。 これはファシリティマネジャーとして、企業活動の重要な業務を行う為の、また社会人としても重要な行動規範を義務づけており、益々国際的にも重要的な意味を持つ。ファシリティマネジャーとして参考にすべき規定である。 下記にCFMの行動倫理規定の全文を示す。 行動倫理規定 受験者は全員行動倫理規定(code of conduct)に署名し、これを遵守しなければならない。 行動倫理規定の本文は次の通りである: 1.私は、安全で人に優しく、かつ機能的なワークスペースを作り、管理する事を 最重要目標として掲げます。 2.私は、経営陣のニーズとワークプレイスで働く人々のニーズを統合して、人に優しく 効果的な就労環境を作り、管理します。 3.私は、客観的で専門的な判断を堅持する事を達成可能な目標として掲げます。 個人的な活動、金銭の受領、或いは利害の対立など、私の雇用者、顧客、あるいは 私がワークプレイスの提供と保全の役務を提供している人々の利益を損ねるような行動に よって判断を歪める事は決してしません。 4.私は、雇用者、従業員、及び顧客の権利を支援するべく職務を遂行します。 人種、性別、出自、年齢、あるいは国籍などを理由に差別する事は決してしません。 5.私は、物理的環境とそこで働く人々と業務プロセスの間の関係に留意し、設計、施工、維持保全、 および経営に関する専門職者としての技能を維持し更新する為に、常に新しい情報を追求します。
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