ファシリティマネジャーに要求される能力
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/28 01:17 UTC 版)
「認定ファシリティマネジャー」の記事における「ファシリティマネジャーに要求される能力」の解説
一般的にマネジメント能力はマネジメントスキル(業務処理能力)、ヒューマンスキル(対人関係能力)、テクニカルスキル(技術的能力)の3つの能力からなると言われている。 FMという管理手法は、ファシリティマネジャーが自ら各種の業務を遂行するという性格ではなく、外部の多くの専門家、技術者の力を十分に活用することと、その実施に対する管理が中心である。例えるとオーケストラの指揮者的な存在である。FM戦略という楽譜に基づいて、楽団員、つまり多くの関係部門、外部の専門家たちにベストの能力を発揮してもらう。その為に、マネジメントスキルとヒューマンスキルの占める重要性は大きい。 一方、指揮者はここの楽器の演奏能力は求められないが、それぞれの実績を評価し、自己のFMに適合するチームワークを作るリーダーシップを求められる。一般的に言われているマネジメント、ヒューマン、テクニカルの3つのスキルを上げると以下のような能力があり、これらはそのままFMに適用できる。 マネジメントスキル 計画力・組織力・統率力・人材の活用・問題分析力・創造力・判断力・決断力・国際感覚・経営感覚 ヒューマンスキル リーダーシップ・リスクテイキング・ストレス耐性・理解力・傾聴能力・要点把握力・感受性・柔軟性・表現力・発表力・説得力 テクニカルスキル FM戦略策定能力(計画管理担当)・プロジェクト企画管理能力(プロジェクト管理担当)・FM財務評価能力(共通)・IT活用能力(共通)・語学力・建設関連知識・不動産関連知識・財務、会計関連知識・セキュリティ関連知識・環境、資源、安全、防災知識
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