ファシリティマネジメントに関する資格
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/14 23:35 UTC 版)
「ファシリティマネジメント」の記事における「ファシリティマネジメントに関する資格」の解説
認定ファシリティマネジャー 認定ファシリティマネジャー(にんていファシリティマネジャー、Certified Facility Manager of Japan)とは、ファシリティマネジャー資格試験に合格し、登録を受けた者の称号である。ファシリティマネジメントに必要な専門知識、能力を持つ事を証明する。単にファシリティマネジャー、又は認定ファシリティマネージャー、ファシリティマネージャーとも呼ばれる。 日本で資格を得る事により、国際資格であるCFM(Certified Facility Manager)を取得する事も可能になっている。 日本では、社団法人日本ファシリティマネジメント推進協会(JFMA)、社団法人ニューオフィス推進協議会(NOPA)、社団法人建築・設備維持保全推進協会(BELCA)の3団体が協力し、制度を実施している。 企業・団体等の組織体の全施設及び環境(ファシリティ)を経営的視点から総合的に企画・管理・活用する経営管理活動に関わる新たな専門家を育成、普及する事により、快適且つ機能的なファシリティを継続的に供給し、企業理念の具現化及び経営目標を達成し、且つ健全な社会資本の形成に貢献する事を目的として、1997年度から新たに「ファシリティマネジャー」資格制度がスタートした。 不動産証券化協会認定マスター 不動産証券化協会認定マスター(ふどうさんしょうけんかきょうかいにんていますたー)資格制度は、不動産証券化の専門家にふさわしい知識とスキルを体系的に習得する教育プログラム。社団法人不動産証券化協会が実施している。 市場の健全な発展を担う人材育成のために創設された。2009年1月現在で2,310名がマスターとして資格認定されている。 マスター認定者は、最新情報の入手や知識のブラッシュアップのため継続教育を受講することが必要である。 建築物環境衛生管理技術者 建築物環境衛生管理技術者(けんちくぶつかんきょうえいせいかんりぎじゅつしゃ)とは、建築物の環境衛生の維持管理に関する監督等を行う国家資格である。通称ビル管理技術者と呼ばれる。 建築物における衛生的環境の確保に関する法律に基づいて、面積3000m2以上(学校については8000m2以上)の特定建築物において選任義務がある。 厚生労働大臣の指定を受けた財団法人ビル管理教育センターが行う建築物環境衛生管理技術者国家試験に合格、または、建築物環境衛生管理技術者登録講習会の全課程を修め良好な成績を得た者に対し免状が交付される。
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