ファウスティン・ファミリー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/10 19:08 UTC 版)
「グランド・セフト・オートIVの登場人物」の記事における「ファウスティン・ファミリー」の解説
Faustin Bratva。ブローカーを拠点にするロシアン・マフィア。 ミカイル・ファウスティン (Mikhail Faustin、露:Михаил Фаустин) ファウスティン一家のドン。45歳。妻であるイレーナや娘であるアンナの二人の家族がいる。かつては気性こそ激しいながらも優しく且つ公正であるために妻やディミトリから信頼されていたが、リバティーシティにやってきた後は組織が大きくなったことでアメリカに根付く資本主義にある種の嫌悪感を抱くようになり、その重圧からドラッグやアルコールに溺れるようになって二言目には「殺せ」としか言わなくなる程に情緒不安定な状態に陥ってしまう。その後、ブラッドの件でニコと出会い、命を助ける代わりに仕事を与えるようになる。その後は自らと親交のあったロシアンマフィアの権力者でもあるケニー・ペトロヴィッチの息子であるレニーが情報を横流ししていると思い込んでニコを使って殺害したが、あわや抗争寸前にまで状況を悪化させるという結果を引き起こしてしまい、この一件で最早限界とディミトリに見放されてしまう。その後、ケニーからは自身の命が手打ちの条件として出されたために自身が所有するキャバレー「ペレストロイカ」にいたところをディミトリの依頼を受けたニコに襲撃され、最後は屋上まで逃走した末に殺害された。 ディミトリ・ラスカロフ →#主な登場人物を参照。 ブラッド・グレボフ (Vladimir "Vlad" Glebov、露:Влад Глебов) 本名ウラジミール・グレボフ(Vladimir Glebov、露:Владимир Глебов)。ファウスティン傘下の小悪党で、ロシア系の借金の取立屋。41歳。ミカイルとの関係は薄く(ミカイルの情婦の兄弟)、実際はミカイルにもそれほど重要視されていなかったが、ブラッドは自身をファウスティン・ファミリーの重要人物だと思い込んでいた。ローマンが金を借りた相手として彼に金を返すように執拗に迫る。その後、ニコのことを「田舎者」や「農民」と呼んで馬鹿にしていた反面彼の仕事ぶりを褒め、借金返済の代わりとしてニコに仕事を与えていたが、後にニコが彼女に手を出すなと警告していたにも関わらずマロリーに肉体関係を持つよう迫ったことでニコの怒りを買って殺害される。 遺体は見つかっておらず、ニュースサイトおよび警察データーベースでは「行方不明」となっている。 イレーナ・ファウスティン (Ilyena Faustina、露:Елена Фаустина) ミカイルの妻。やりたい放題のミカイルのおかげで常に苦労が絶えず、かつてのボスにふさわしい気質を有していたミカイルの姿を知っており、何とか元に戻って欲しいと願っていた。ミカイルの死後はファイアフライ・アイランドの遊園地付近でランダムキャラクターとして登場し、その際の台詞によればミカイルの死後に屋敷を借金のカタに取り上げられたことやアパートに娘と二人で暮らしているということが分かる。 アンナ・ファウスティン(Anna Faustin、露:Анна Михайловна Фаустина) ミカイルの娘。ドラッグとアルコールに溺れた父とは衝突が絶えず、自身も素行は悪いが、ミカイルからは本当に心配されて愛されている。『ザ・ロスト』のバイカーであるジェイソン・マイケルズと交際していたが、その事実に激怒した父の依頼を受けたニコによってジェイソンを殺害されてしまう。父の死後はアパートで母と暮らすようになる。 アンドレイ(Andrei) ファウスティン・ファミリーの一員で、ミカイルやディミトリの長年付き添ってきた側近でもある元軍人。不意打ちしてニコとローマンを拘束し、そのまま地下室で拷問していたが、最後は騒音に激怒したミカイルに殺害される。
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