ヒョウモンショウジョウバエとは? わかりやすく解説

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ヒョウモンショウジョウバエ

形態
 体長5mm以下、殆どの種類は2~3mm。体色黄褐色から赤褐色のものが多いが、黒褐色の種も存在する一般に複眼赤く触角第3節円形楕円形、端刺は羽毛状である。
分布
 ショウジョウバエ日本全国で最も普通に見られる最近はよく似た帰化種のオナジショウジョウバエが増加しつつあるが、好んで建物内侵入するのは前者であるという。
被害
 1匹でも目にまとわりついて不快にさせたり、時に目に入ることもある。また夜間照明多数飛来する不快である。果汁パン乳製品などの工場、酒、醤油味噌などに誘引され、食品混入することも多い。また食品衛生上も重要な害虫である。
生態
 ショウジョウバエコバエ類の中では最もよく研究され世界から2500種、日本国内でも250種が知られている。中でもキイロショウジョウバエは、遺伝学でも有名で、中学校生物教科書にも扱われているため、一般になじみが深い。体長は2~4mm程度、体は黄褐色黒褐色で、赤い目を持つことや酒に好んで集まることから、顔の赤い酒好き妖怪猩々にちなん名付けられた。
 春から秋にかけて野外人家普通に見られ腐敗した果物ゴミ箱内の植物質ぬか味噌イーストにより発酵した腐植物などに集まり、またこれらが主な発生源となる。また醗酵した樹液、熟果、あるいはキノコなどにも強く誘引される。 一般家庭台所でも稀ではなく、特に果物残りかすなどには多数集まり置き忘れていた果物が過熟して、そこからショウジョウバエ発生した事例もある。クロショウジョウバエは、ビール工場大発生した記録がある。回収ビンの残液に幼虫発生したのが原因という。また、貯木場浮かべられ丸太腐った樹皮から、しばしば大量発生する
 キイロショウジョウバエ生育期間は、25で、卵期間1日幼虫期4日期間4日寿命1月程度で、その間500個以上の卵を産む


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