ヒメマキムシ
ヒメマキムシ類 Lathridiidae
主な種類
ヒメマキムシ Stephostethus chinensis (Reitter)
スジタカヒメマキムシ Cartodere australica
クビレヒメマキムシ Cartodere constricta (Hummel)
ムナビロヒメマキムシ Dienerella costulata (Reitter)
ヒメマキムシ Stephostethus chinensis (Reitter)
スジタカヒメマキムシ Cartodere australica
クビレヒメマキムシ Cartodere constricta (Hummel)
ムナビロヒメマキムシ Dienerella costulata (Reitter)
形態
ヒメマキムシ類は、微小の褐色の甲虫で、上翅は強く点刻され、触角の先端2~3節は球樟を形成する。体長はヒメマキムシが1.6~2.0mm、スジタカヒメマキムシが約2mm、ムナビロヒメマキムシは1.0~1.5mm。クビレヒメマキムシは体長1.2~1.7mmで、胸部には1対の縦隆条があり、後方で強くくびれる。上翅の点刻列は8条、触角は先端2節が球棹を形成する。幼虫は、白色半透明で軟弱であり、尾突起を持たない。
ヒメマキムシ類は、微小の褐色の甲虫で、上翅は強く点刻され、触角の先端2~3節は球樟を形成する。体長はヒメマキムシが1.6~2.0mm、スジタカヒメマキムシが約2mm、ムナビロヒメマキムシは1.0~1.5mm。クビレヒメマキムシは体長1.2~1.7mmで、胸部には1対の縦隆条があり、後方で強くくびれる。上翅の点刻列は8条、触角は先端2節が球棹を形成する。幼虫は、白色半透明で軟弱であり、尾突起を持たない。
分布
ヒメマキムシは主に東アジアに分布し、日本では全国に分布。スジタカヒメマキムシは本州各地で記録されているが、分布の詳細は不明。クビレヒメマキムシ、ムナビロヒメマキムシは世界各地に分布し、日本では本州以南に分布する。
ヒメマキムシは主に東アジアに分布し、日本では全国に分布。スジタカヒメマキムシは本州各地で記録されているが、分布の詳細は不明。クビレヒメマキムシ、ムナビロヒメマキムシは世界各地に分布し、日本では本州以南に分布する。
被害
新築の高級住宅やマンションでしばしば大発生することがあり、不快害虫として問題となる。住宅を購入した直後に被害が発生すると、その責任の所在などでも問題となる。また麹を扱っている場所で多数発生して、食品などへの混入異物となることがある。
新築の高級住宅やマンションでしばしば大発生することがあり、不快害虫として問題となる。住宅を購入した直後に被害が発生すると、その責任の所在などでも問題となる。また麹を扱っている場所で多数発生して、食品などへの混入異物となることがある。
生態
野外では樹皮下、枯れ枝、枯れ草、ハチ及びアリの巣などで発見され、カビの胞子や菌糸、分解植物質を食する。 屋内ではブドウ酒庫、食品倉庫、食品、生薬、壁紙、畳など、カビの生えやすいところで発見される。したがって、冷蔵庫の裏や空調設備の周辺、結露が生じやすい場所の木質部などが発生源になる。工場などでは、木製のパレットが発生源となって屋内で繁殖したり、他の施設に虫が持ち込まれたりすることがある。成虫・幼虫ともにカビを食すことが知られるが、生活史などは不明な点が多い。
クビレヒメマキムシは新築の高級住宅やマンションでしばしば大発生することがある。
野外では樹皮下、枯れ枝、枯れ草、ハチ及びアリの巣などで発見され、カビの胞子や菌糸、分解植物質を食する。 屋内ではブドウ酒庫、食品倉庫、食品、生薬、壁紙、畳など、カビの生えやすいところで発見される。したがって、冷蔵庫の裏や空調設備の周辺、結露が生じやすい場所の木質部などが発生源になる。工場などでは、木製のパレットが発生源となって屋内で繁殖したり、他の施設に虫が持ち込まれたりすることがある。成虫・幼虫ともにカビを食すことが知られるが、生活史などは不明な点が多い。
クビレヒメマキムシは新築の高級住宅やマンションでしばしば大発生することがある。
姫薪虫
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