パラスの軍勢
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/13 09:13 UTC 版)
「聖闘士星矢Ω登場人物一覧」の記事における「パラスの軍勢」の解説
すべて「新生聖衣編」からの登場。 パラス 声 - 鶴ひろみ 愛の女神。神話の時代、アテナとは姉妹のように過ごしオリンポスの花園で「二人で一人の女神のよう」と呼ばれるほど仲が良かった。アテナが人間にもその愛を向けるようなると人間を疎ましく思い滅ぼそうとするも、人間を守るために戦うアテナに殺害された。サターンの話に乗りアテナの愛を取り戻すため再び現世に蘇る。 幼い少女の姿でこの世に降臨したところを彼女の暗殺を命じられた星矢と遭遇、神話の時代からの因縁を終えられるならと涙を流しつつその命を差し出そうとするが、現れたタイタンに眠らされ、訪れる者の覚悟を問うと言われるシェルタ山脈の西、七つの丘が守護するように囲む「花の城塞都市パラスベルダ」へ連れて行かれ、腕に巻かれている「螺旋のリング」の力でアテナの力を吸い取り成長する。城で過ごす日々に退屈した彼女は城から抜け出し光牙と出会った際、逃げ遅れた一般人と勘違いした彼の「守ってやる」という言葉に最初は無邪気な笑顔を見せるものの、自らの我儘で聞き分けのない態度に呆れた光牙の言い放った言葉に失望し、邪悪で禍々しい小宇宙を放ち自らの元へ来たタイタンと共に城へ帰還する。アテナを自分一人の物とするため、その障壁となる聖闘士達を憎んでいる。四天王が自分には忠誠を誓っていないことに最初から気づいていたがアテナとの「愛の決着」を自身でつけるためあえて彼らの計画に乗っていた。しかし自分の世話をしているタイタンに対しては信頼を寄せており、いつしか彼を思い遣るようになっていた。 名の由来は小惑星「パラス」から[要出典]。【Ω覚醒編】 まだ幼いながらも愛の女神としての力を発現させ、四天王であるタイタンの心でさえ奪っているが同時に深い信頼を寄せている。アイガイオンが光牙達を通したことを裏切りと怒り彼が一輝と相打ちで消滅した際には嘲笑する。この頃になると、より大人びた姿へと成長している。ガリアから「愛の女神でありながら誰からも愛されない」ことを嘲笑された際には落ち込んだものの、タイタンが真の主君サターンより自分を選ぶ決断を受けて落涙しながら彼の胸に飛び込んだ。ガリアの消滅に際しては「最後まで愛を知ることはなかった」と憐れむような表情を見せる。「玉座の間」でアテナと対峙。アテナの聖衣と似た紅と黒を基調とした刻衣と刻の聖剣永劫輪舞を召喚しアテナと激闘を繰り広げるが敗れる。自らに代わって戦うタイタンが星矢の一撃を受ける寸前タイタンの前に飛び出し身を挺して救い、アテナの言葉に落涙し彼女と和解、吸い取った小宇宙を返還するが突如螺旋のリングから現れた二匹の蛇ウロボロスに拘束され小宇宙を奪われる。最終決戦では、サターンに時を奪われ石化するが沙織の呼び掛けに応え、自らの小宇宙を光牙へ送る。戦後、「愛を育む人々を助け、その未来を築く手伝い」をするためにタイタンと共に旅へ出る。
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