パラジェット社製スカイカー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/13 07:12 UTC 版)
「空陸両用車」の記事における「パラジェット社製スカイカー」の解説
英国企業パラジェット (Parajet) によるモーターパラグライダーを利用した空陸両用車。ギー風の車にパラグライダーのような翼を持つ。レイジ・モータースポーツ (Rage Motorsport) との共同生産、スカイカーの考案は冒険家のニール・ロートン (Neil Laughton) である。地上走行モードから飛行モードへの切り替えは3分程、離陸するための速度は時速約56km、200メートル以上の滑走路により離陸可能である。飛行モードでの最高速度は時速約110km、巡航高度約600〜900メートル、最高高度約4,500メートルとなっている。また、地上走行モードでの最高速度は時速約160km、4.5秒で時速約97kmまで加速できる。ロンドンからアフリカ・マリ共和国のトンブクトゥまで飛行するプロジェクト「スカイカー・エクスペディション2009」に成功した。将来的には車体を80kg軽量化し、約142psのヤマハ燃料噴射式3気筒エンジンを搭載する予定である。
※この「パラジェット社製スカイカー」の解説は、「空陸両用車」の解説の一部です。
「パラジェット社製スカイカー」を含む「空陸両用車」の記事については、「空陸両用車」の概要を参照ください。
- パラジェット社製スカイカーのページへのリンク