ニコのかつての仲間
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/16 15:16 UTC 版)
「グランド・セフト・オートIVの登場人物」の記事における「ニコのかつての仲間」の解説
バーニー・クレイン / フロリアン・クラヴィッチ (Bernie Crane / Florian Cravic、セルビア語:Флоријан Кравић / Florijan Kravić) ニコの戦友で、生き残った三人のうちの一人。30歳。かつての性格はニコの台詞によれば男らしく、力強い性格だった(ニコによると当時はレスラーになる事を目指していたらしい)が、現在は声を高く張って出しており、感情が高ぶると野太い声に戻る時がある。言動はオカマそのもので、ミッションで行動を共にする時にはいわゆるペンギン走りをする。旧知の仲であるニコとローマンにとっては復讐する為に相対した中でさえも呆気にとられる程の変貌振りらしく、ピンクのジャージーを着て近所の公園でなよなよとジョギングすることを日課としている一方で、パーティで出会ったドーキンス副市長と不倫しており、彼のことを「運命の男性」と言い切る程に魅了されているために彼の安全のためならニコと共に危険な目に遭うのも厭わない。 ニコ達の部隊が壊滅後は「(女性としての)本当の自分」に目覚めてバーニーと名を変え、リバティーシティに移り住むが、ニコがリバティーシティにやってきた理由の一つとして仲間を裏切ったのではないかと疑いの目を向けられる。その後、レイから情報を得たニコとローマンに自宅への襲撃を受けるが、自身は潔白であることやニコと同様に「ダルコか、ニコが裏切ったに違いない」と考えていたこと、更にはニコにもう一人の生存者であるダルコの情報を伝えたことでその場は収まった。その後は反同性愛者絡みの事件や密かに付き合っているドーキンス副市長がディミトリに強請られていることの解決などをニコに頼むが、結局は「Liberty Tree」にスクープされてしまい、全てが明るみに出てしまう。その後、ダルコを生かした場合はニコに電話をよこし、ダルコへの復讐の為だけに生きてきた十数年という時間の重みに打ち克ったのだと彼を賞賛して励ます。また、ミッション完了後は今までのお礼としてスポーツカーのINFERNUS(ドーキンス副市長がバーニーにプレゼントした物)をニコに譲る。 ダルコ・ブレヴィッチ (Darko Brevic、セルビア語:Дарко Бревић / Darko Brević) ニコの戦友で、生き残った三人のうちの一人だが、実は部隊を裏切って壊滅させた張本人であり、ニコを復讐鬼にさせた元凶である。 ユーゴ紛争後はブカレスト辺りに潜伏していたが、任務をこなしたニコへの報酬としてU.L.ペーパーによって拘束され、そのままリバティーシティへ連行される。フランシス国際空港のカーゴエリアでニコやローマンと対面し、その際にたった1,000ドルの報酬のために部隊を裏切ったことを明かすが、たったそれだけの額でも手に入れなくてはならない程に進退窮まっていたことや裏切り行為の記憶に今でも苛まれている様子を断片的ながら見せる。その後、復讐する事を選んだ場合はその場で射殺されるが、逆に生かすことを選択した場合は自身がどこに連れられたのか分からないまま空港内に放置されることとなる。
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