デスクトップ・メタファー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/31 20:24 UTC 版)
コンピューターの使用において、デスクトップ・メタファー(英: Desktop metaphor)は、ユーザがより簡単にコンピュータと対話できるようにするためにグラフィカルユーザインタフェース(GUI)で使用される統一概念のセットであるインタフェースメタファーである[1]。
- ^ “Desktop Metaphor”. www.csdl.tamu.edu. 2001年2月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年6月9日閲覧。
- ^ Koved, Larry; Selker, Ted (1999). Room with a view (RWAV): A metaphor for interactive computing.. IBM TJ Watson Research Center.
- ^ Thacker, Charles P., et al. Alto: A personal computer. Xerox, Palo Alto Research Center, 1979.
- ^ Reimer (2005年). “A History of the GUI (Part 2)”. Ars Technica. 2009年9月14日閲覧。
- ^ Reimer (2005年). “A History of the GUI (Part 3)”. Ars Technica. 2009年9月14日閲覧。
- ^ “Realworld Desk”. 2020年6月28日閲覧。
- ^ “About the Finder...”. arstechnica.com (2003年). 2020年6月28日閲覧。
- 1 デスクトップ・メタファーとは
- 2 デスクトップ・メタファーの概要
- 3 関連項目
デスクトップメタファー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/22 21:58 UTC 版)
「デスクトップ環境」の記事における「デスクトップメタファー」の解説
デスクトップメタファー (desktop metaphor) とは、現在のOSのGUIで使われている統合されたコンセプトの集合のことである。コンピュータのディスプレイ上でユーザの机の上(デスクトップ)を表現し、そこに文書やフォルダを置く。文書を開くとウィンドウが開き、それが机の上に置かれた紙の文書を表している。また、デスクアクセサリと呼ばれる小さなアプリケーション群が机の上の様々な道具(例えば、電卓)に対応している。[要校閲] メタファーの純粋さを守るよりも利便性を高めるのが重要であるため[要校閲][独自研究?]、デスクトップメタファーは実装によっては様々な拡張がなされている。そのため、ゴミ箱やファイルキャビネットが何故か机の上に出現することになった[要出典]。また、メニューバーやタスクバーといった機能は実世界の机とは対応していない。 21世紀に入り、ファイルキャビネットや机のメタファーは重要性を失いつつある。特に記憶容量が巨大化したため、フォルダーのメタファーではファイルを探したり管理したりするのが困難になってきた。そのため、ユーザがシステムのファイルシステムに仮託された概念をそのまま受容するのではなく、特定の必要性に応じて文書を組織する手法が登場しつつある。「スマートフォルダ」と呼ばれる機能はユーザが重要と考える検索基準に従ったファイル検索を可能にしている。 BeOSはデスクトップメタファーを他よりも厳密に適用している。例えば、外部ディスク装置はデスクトップに現れるが、内部ディスク装置はコンピュータ自身を表すアイコンの中に含まれている。ちなみに、Mac OSでは全ドライブや外部デバイスをデスクトップに表示でき、Windowsでは全ドライブがコンピュータのアイコンの中にある。[要校閲]
※この「デスクトップメタファー」の解説は、「デスクトップ環境」の解説の一部です。
「デスクトップメタファー」を含む「デスクトップ環境」の記事については、「デスクトップ環境」の概要を参照ください。
デスクトップメタファーと同じ種類の言葉
メタファーに関連する言葉 | メタファー(メタファ) 概念メタファー デスクトップメタファー |
- デスクトップメタファーのページへのリンク