テレビ提供番組の遍歴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 05:30 UTC 版)
日本テレビ系:日本テレビ系日曜20時枠や火曜21時枠の連続ドラマ、「金曜劇場」→「金曜ロードショー」を中心に提供番組を持っていたが、火曜21時枠の連続ドラマは「火曜サスペンス劇場」の番組開始とともに消滅、後に「金曜劇場」に移動して後継のテレビ番組にバトンタッチして「金曜ロードショー」は2006年9月末で提供を降板し、2010年10月 - 12月でPT扱いで返り咲くもそれ以降の提供復帰はない。2015年3月まで、日曜20時枠の筆頭複数社を除くとスポットCM中心で現在に至っていたが同年4月から「NEWS ZERO」の水曜スポンサーとして30秒ながら新規提供している。しかし、半年で撤退。その後2021年4月改編で「沸騰ワード10」に新規提供するまでは日曜20時枠とスポーツ特番を除き増加していない。2022年4月改編で「沸騰ワード10」からは撤退した。 テレビ朝日系:「大正テレビ寄席」の筆頭提供から長らく提供番組が時間・曜日などを変えながらも続いている。水曜21時枠刑事ドラマのスポンサーは同業他社の小林製薬の筆頭からの交代と入れ替えで提供についてから実に12年以上スポンサーを続いているが、かつてはこれ以外に腸捻転時代にやっていたMBS制作の「仮面ライダーシリーズ」の複数社提供の1社、「ビタミンライフ」というミニ番組や朝日放送と共同制作で放送していた「火曜スーパーワイド」→「火曜ミステリー劇場」→「和田アキ子アワー」→月曜20時枠のドラマやクイズ番組→「ビートたけしのTVタックル」→「タイムショック21」の一時期提供などがあった。また「スーパーベースボール」の前身である「ゴールデンナイター」時代から長く同局系プロ野球中継の筆頭スポンサーでもあったが、近年は提供していない。2013年12月現在水曜21時枠刑事ドラマを除くと「ネオバラエティ」や「金曜ナイトドラマ」の複数社PT扱いとしてトヨタ自動車などと隔日交代で流れている。だが2021年4月改編で2000年代中期以来腰を据えていた水曜21時枠刑事ドラマの筆頭から複数社各社に格下げした代わりに「あざとくて何が悪いの?」と「相葉マナブ」にそれぞれ新規に付いている(ともに30秒ずつ)。しかし2022年4月改編で水曜21時刑事ドラマ枠以外はそれぞれ撤退した(前者は同番組の日曜深夜へ降格に伴い、後者の後任は真裏の番組から移動してきた日本マクドナルドが提供枠を引き継ぐ。)。 TBS系:テレビ創世記の頃からドラマ・スポーツを中心に多くの提供番組を持っていたが(その源流は現在の金曜20時枠における「ザ・ベストワン」の枠)、2013年12月現在「情報7days-」以外はPT扱いが多く年末年始を除き全国ネット提供番組はない。年末年始の特番提供としては「輝く!日本レコード大賞」の(開催曜日の同時刻通常スポンサー各社の振り替え体制終了以降大晦日から撤退するまで及び12月30日開催以降も時折)複数社提供の1社として提供する年もあれば、正月3が日の特番提供など年によって対応が異なっている。かつては「別府大分毎日マラソン」の筆頭複数社としてスポンサーを行ったりもしていた。このほかにも地方局東京支社制作全国ネット特番やMBS・CBC制作の全国ネット特番でもスポンサーに付くことが多い。ところが2021年4月改編でそれまでGメン'75やバーディ大作戦などの土曜21時枠ドラマ の頃から半世紀近く提供してきた土曜夜の番組 から火曜22時ドラマに提供番組を移動している。2021年10月放送開始の「THE TIME,」にも30秒で隔日に提供を開始している。 テレビ東京系:かつて「演歌の花道」や「おはようスタジオ」、「緑かいな」といった番組に提供していたが、その後「ワールドビジネスサテライト」のレギュラースポンサーになるまでは提供番組がめまぐるしく変動した。なお年末年始は「WBS」が休止になるため「年忘れにっぽんの歌」に振り替えする時もあれば、「新春ワイド時代劇」、「カンブリア宮殿の年末または年始スペシャル」、「和風総本家の新春スペシャル」+「WBS年末スペシャル」の倍提供、「演歌の花道新春スペシャル」などテレビ東京系年末年始番組に振り替えされることが多い。2022年4月改編後の提供番組は近日判明される。 フジテレビ系:かつてはドラマ枠を中心に複数社筆頭提供番組を持っていたり、マラソン中継のスポンサーで多く提供していたが、2021年12月現在「めざましテレビ」の隔日提供を除くとPT扱いによるスポットが多い。かつて平日午後ワイドショーの筆頭複数社で生CMも行なっていた時期があった。 BSデジタルテレビ局:2010年代頃から地上波テレビの代わりにレギュラー提供番組に付く放送局が多い。特にBSフジはそれが堅調に見えている。
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