ツキシマ重工
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/04 07:52 UTC 版)
「冥王計画ゼオライマーΩ」の記事における「ツキシマ重工」の解説
Xダイバー 真沙希の駆るFクラス鉄神。美久の力を借りることにより更なる力が発揮される(これはX発動のサインで示される)。普段はツキシマ重工第七工場地下の機甲ドックに控えている。全長53m、重量378t。脚部と腰部にスラスターを備え、さらに背部に備わる重力低減システムを併用することでマッハ3.5で飛行できる。機動性・運動性が高く、アクロバティックな機動を見せる。 主武装は両肩に接続されている「Dブレード」。その用途は多彩で、取り外して斬撃・投擲武器として使用するほか、接続状態で前方に向けて内蔵された砲口を露出、振り出されたグリップで保持して使用する高密度圧縮荷電粒子砲「カノン・ボルテックス」を展開する。さらにX発動の際には手甲部光球から「Dブラスト」に相当する攻撃が限定的ながら可能。 コクピットには真沙希が座るメインシートの他、状況に応じて展開するサブシートが備わっており、美久は通常ここに座っている。 頭部には「ディメンジョン・サイト」と呼ばれる装置があり、X発動時には美久がここに転移、超次元システムが稼働する。システム稼働時には圧倒的な自己修復能力を発揮し、スクラップ状態からでも完全に元通りになる。 オリジナルのゼオライマーと比較して、「超次元システム抜きでの戦闘能力」に優れており、総合的戦闘能力が格段に進歩している。メレクの鉾 Xダイバーの追加武装。全長67m重量288t。ツキシマ重工の「大深度格納庫」に封印されていた超武装で、巨大な剣のような形を持つ。真沙希曰く「X(ダイバー)の一部」とのこと。 Xダイバーの全長を超える大型武器で、必要に応じて召喚、両手で保持して使用する。剣としてもGクラス鉄神を真っ二つにする威力を誇るが、切先を機体前方に向けて構え、刀身を展開しXダイバー本体とエネルギーケーブルで接続し先端部砲口を展開、超次元システムが供給するエネルギーを直接放出する超絶兵器「超次元砲」となる。その砲口部のデザインは、美久の腹部に浮かぶ模様に酷似している。 真沙希の「浸食(ダイヴ)の段階がこれ以上進む前に」という発言から、何らかのリスクを抱えた兵器であるようだが詳細は不明のままである。 イスラメイは「使い続ければいずれ〝X〟の封印が破られる」と発言している。 ゼオライマーX Xダイバーが身体各所を延伸・展開し出現する重鉄神形態。全長72m重量666t。メレクの鉾は変形させ脊柱の様に背中に合体させる。超武装「Dブラスト」はこの形態になって初めて自由使用が可能となる。かつてのゼオライマーに酷似(ただし旧作のゼオライマーおよびその内部フレームそのままのデザインでは無く一部本作独自のアレンジ面が見られる)する。作中時間軸ではゴルシードの前に転生した真沙希と美久を託した時が初出。その次に現れたのはドーズとの戦いが終わった後、感情を爆発させる真沙希に呼応するかのように各部が延伸・展開した上、フェイス部分を反転。頭部の「ディメンジョン・サイト」を露出し両肩を変形させた状態となり、メレクの鉾を装備した対クリフォト戦においてその真の姿を初めて現した。
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