ソユーズTM-13とは? わかりやすく解説

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ソユーズTM-13

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/10 22:39 UTC 版)

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ソユーズTM-13
徽章
ミッションの情報
ミッション名 ソユーズTM-13
質量 7,150 kg
乗員数 3
コールサイン Донба́сс
発射台 バイコヌール宇宙基地
ガガーリン発射台
打上げ日時 1991年10月2日 05:59:38 (UTC)
着陸または着水日時 1992年3月25日 08:51:22 (UTC)
ミッション期間 175日02時間51分44秒
遠地点 232 km
近地点 195 km
公転周期 92.4分
軌道傾斜角 51.7°
年表
前回 次回
ソユーズTM-12 ソユーズTM-14

ソユーズTM-13 (Союз ТМ-13 / Soyuz TM-13) は、宇宙ステーションミールへの往来を目的とした、13回目の有人ミッションである。コールサインは「ドンバース(ドネツ炭田)」。オーストリアと、独立を間近に控えていたカザフスタン宇宙飛行士が参加した。

乗組員

打上げ時

帰還時

ミッションハイライト

オーストリアとカザフスタンの科学者が乗っていたため、フライトエンジニアがいないという異例の飛行だった。ロシア人のベテラン飛行士アレクサンドル・ヴォルコフが船長を務めた。オーストリアはフィーベックのミールへの飛行のために700万ドルを支払い、まもなく独立するカザフスタンはバイコヌール宇宙基地を引き続き使わせることと引き換えにアウバキロフを参加させた。2人の科学者は軌道上からそれぞれの国を写真で撮影し、材料学や医学の実験を行ったのち、アナトリー・アルツェバルスキーと共にソユーズTM-12で地球へ帰還した。アルツェバルスキーと同じくTM-12でミールを訪れていたセルゲイ・クリカレフはもう半年滞在することになった。

ソユーズTM-13はミールに175日間接続されていた後、ソユーズTM-14でミールを訪れたフラーデを加えた3人を乗せて地球へ帰還した。ソビエト連邦のカザフ・ソビエト社会主義共和国から打ち上げられ、独立後のカザフスタンに着陸したクリカレフは「最後のソ連人」として知られる。



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