ソムニウムパート
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 22:55 UTC 版)
「AI: ソムニウム ファイル」の記事における「ソムニウムパート」の解説
重要参考人の夢の世界に入り込み、事件の手掛かりを探るパート。このパートでは擬人化したアイボゥを直接操作し、各オブジェクトに干渉してクリア目標の達成を目指す(一部、アイボゥ以外を操作する事もある)。当事者の記憶や印象から形成された世界であり、現実の光景をそのまま再現しているとは限らないため、この世界で見聞きした事象それ自体は証拠にはならない。しかし当人が経験した事象しか反映されない(つまり夢で起きた事は現実においても何かしらの意味がある)ため、その記憶から重要な手掛かりを得られる可能性が高い。現実の法則が全く通用しない世界になっており、オブジェクトにアクションを取った結果、何が起こるかは実際にやってみなければ分からない。 制限時間 夢世界に留まれるのは6分間のみであり、それを超過するとゲームオーバーとなる。但し、リアルタイムでカウントダウンが進むのはアイボゥを移動させている時のみで、立ち止まっている間はおよそ100分の1まで時間の進みが遅くなる他、イベント中も時が止まる。しかし、後述する選択肢によるカウントの減少が存在するため、残り時間に気を配る必要がある点に変わりはない。 メンタルロック 対象者の手がかりを思い出すための障害。各夢世界に複数存在し、これを解除していくことで深層意識の奥へと進んでいく。各メンタルロックの解除には抽象的なヒントが表示されるが、実際に解除する方法はプレイヤーが手探りで見つけ出すことになる。メンタルロックを解除するとチェックポイントがセーブされる。 メンタルロックを解除した時点のチェックポイントからリトライも可能だが、リトライは3カウント分までしか出来ない。1つ前のポイントに戻るには1カウント、2つ前のポイントに戻るには2カウント消費する。カウントはソムニウムパートを最初からリスタートした際に回復する。 選択肢 夢世界にある特定のオブジェクトは、調べると選択肢が表示され、アイボゥにアクションを起こさせることができる。実行すると、結果の如何に関わらずアクション毎に定められた制限時間を消費する。消費時間は選択肢によって大きく異なり、10秒以内の時もあれば、100秒以上も一気に消費してしまう場合や、Timie無しで選べば即時間切れになるものもある。最後の選択肢で正解を選んだ場合のみ、それで制限時間が無くなってもクリア扱いになる。但し、1秒以上残してクリアすればアルバム(おまけ画像)を獲得する事ができる。 Timie(タイミー) アクション実行時の消費時間を軽減するアイテム。選択肢を選ぶとそれに応じたTimieを入手する。使うと消費する。使用は任意だが、3つまでしか所持できず、4つ以上入手すると古いものから自動的に捨てられるため、積極的に使うことが望ましい。消費時間を「n分の1にする」「固定の数値にする」など、種類に応じて効果は異なる。 悪性Timie Timieとは逆に消費時間が増加するデメリットアイテム。赤い髑髏マークで表示され、これを入手してしまうと次のアクションで強制的に使用される。 分岐 ソムニウムパートによっては解決方法が2つ存在し、どちらの方法を取ったかでソムニウムパートの結果が変化する。それに応じて得る手掛かりが違うものになり、以降の主人公の捜査方針(=ストーリー展開)が分岐していく。本作は捜査パートでの選択肢などでは分岐は起こらず、ソムニウムパートの解決方法によってのみストーリーのルートが分岐していく。 隠しアイテム 眼球を模したアイテムで、各ソムニウムパートには必ず一つずつ存在する。入手するとアルバムが追加される。
※この「ソムニウムパート」の解説は、「AI: ソムニウム ファイル」の解説の一部です。
「ソムニウムパート」を含む「AI: ソムニウム ファイル」の記事については、「AI: ソムニウム ファイル」の概要を参照ください。
- ソムニウムパートのページへのリンク