ゼウクシスとしての自画像
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/14 02:47 UTC 版)
『ゼウクシスとしての自画像』(ゼウクシスとしてのじがぞう、蘭: Zelfportret als Zeuxis, 独: Selbstbildnis als Zeuxis, 英: Self-Portrait as Zeuxis)あるいは『笑う自画像』(英: Self-Portrait Laughing)は、オランダ黄金時代の巨匠レンブラント・ファン・レインが1668年ごろに制作した自画像である。油彩。油彩画だけで40を超えるレンブラントの自画像のうち晩年に制作された作品の1つで、その笑う姿のためにレンブラントの自画像の中でも特に異色の作品として知られる。この笑う姿はレンブラント晩年の精神の現れとも見なされ、様々な解釈が行われている。現在はケルンのヴァルラフ・リヒャルツ美術館に所蔵されている[1][2][3]。
- ^ 『西洋絵画作品名辞典』p.943。
- ^ a b “Self-Portrait, c.1668”. ヴァルラフ・リヒャルツ美術館公式サイト. 2023年3月30日閲覧。
- ^ a b c d e f “Self Portrait as Zeuxis, ca. 1662-1663”. オランダ美術史研究所(RKD)公式サイト. 2023年3月30日閲覧。
- ^ a b c d e 尾崎彰宏 1990, p. 2
- ^ a b c 尾崎彰宏 1990, p. 4
- ^ 尾崎彰宏 1990, p. 3.
- ^ a b “笑う哲学者”. コトバンク. 2023年3月30日閲覧。
- ^ 尾崎彰宏 1990, p. 3-4.
- ^ a b c 尾崎彰宏 1990, p. 4-5
- ^ オウィディウス『祭暦』2巻667行ー678行。
- ^ a b “Self-Portrait as Zeuxis Portraying an Ugly Old Woman, 1685”. シュテーデル美術館公式サイト. 2023年3月30日閲覧。
- ^ a b c 尾崎彰宏 1990, p. 5-6
- ^ 尾崎彰宏 1990, p. 7.
- 1 ゼウクシスとしての自画像とは
- 2 ゼウクシスとしての自画像の概要
- 3 ギャラリー
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