せいマタイとてんし【聖マタイと天使】
聖マタイと天使
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/07 21:04 UTC 版)
『聖マタイと天使』(せいマタイとてんし、仏: Saint Matthieu et l'Ange、英: St. Matthew and the Angel)は、17世紀オランダ黄金時代の巨匠レンブラント・ファン・レインが1661年頃、キャンバス上に油彩で制作した絵画である。『新約聖書』の「マタイによる福音書」を著した福音書記者の1人である聖マタイを描いている。作品は、かつてルイ14世の建築総監で、熱烈なオランダ絵画愛好家であったダンジヴィレ伯爵が所蔵していたが、伯爵がフランス革命中に亡命した際、押収された[1][2][3]。作品は現在、パリのルーヴル美術館に所蔵されている[1][2][3][4]。
- ^ a b “Saint Matthieu et l'Ange”. ルーヴル美術館公式サイト (フランス語). 2023年3月29日閲覧。
- ^ a b “St. Matthew and the Angel”. オランダ美術史研究所公式サイト (英語). 2023年3月29日閲覧。
- ^ a b c d e 『ルーヴル美術館 収蔵絵画のすべて』、2011年、328項。
- ^ a b c d 『NHKルーブル美術館V バロックの光と影』、1986年、150項。
- ^ Entry 173 for ''St. Matthew the Evangelist in Hofstede de Groot, 1914
- 1 聖マタイと天使とは
- 2 聖マタイと天使の概要
- 3 参考文献
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