スリーピング・ナイツ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 07:15 UTC 版)
「ソードアート・オンラインの登場人物」の記事における「スリーピング・ナイツ」の解説
バーチャル・ホスピス「セリーン・ガーデン」で知り合った重病患者たちが結成したギルド。ALOだけでなく、「アスカ・エンパイア」を皮切りに他の色々なVRMMOをプレイしてきた。結成当初はランをリーダーとする9人で構成されていたが、彼女を含む3人が相次いで他界し、2026年1月の時点でユウキをリーダーとする6人構成となっている。5人のメンバーは、シウネーの他に小柄なサラマンダーの少年であるジュン(声 - 山下大輝)、巨漢のノームであるテッチ(声 - こぶしのぶゆき)、眼鏡をかけたレプラコーンの青年であるタルケン(声 - 田丸篤志)、スプリガンの女性であるノリ(声 - 田野アサミ)。 メンバー減少に伴い同年の春までに解散することになっていたが、自分たちが生きていた証を残すべく挑戦したボス攻略の助っ人を務めたアスナの影響を受け、ユウキの死後も残された5人で存続している。 ユウキ ギルドのリーダー 詳細は「#ユウキ」を参照 シウネー(Siune) / 安 施恩(アン・シウン、안시은) 声 - 嶋村侑 ウンディーネの女性。唯一のメイジで、ボス攻略ではバックアップを務める。 現実世界では在日韓国人の父を持つハーフで、急性リンパ性白血病を患っている。一度は化学療法で寛解したものの再発してしまい、安らかに最期を迎えることを望んでいたが、ユウキと接するうちにくじけてはいけないと思い直す。ユウキと死別した直後に治験薬が劇的に効いて白血病細胞が突如消滅する。その後、ユウキの葬儀に参列して明日奈と対面している。 アリシゼーション編では「スリーピング・ナイツ」三代目リーダーとなっており、リズベットの呼びかけに応じ仲間たちと共にUWに駆けつける。韓国語を理解できることからヴァサゴに扇動された中国・韓国のプレイヤーの誤解を解こうとするが、ヴァサゴの卑劣な策により失敗してしまう。 Web版での名前は「シーエン」だったが、韓国人の女性名にその名前は存在しないため、文庫版では、韓国でメジャーな「シウン(施恩)」という名前に改められている。 ラン / 紺野 藍子(こんの あいこ) 「スリーピング・ナイツ」の元メンバー。ユウキの双子の姉で、ユウキと同じくHIV感染者。アスナがユウキと知り合う1年前に他界している。 バーチャル・ホスピスで知り合った重病の患者達と共に「スリーピング・ナイツ」を立ち上げ、初代リーダーとなった。戦闘でのポジションは後方支援だったが、ユウキによれば彼女よりもずっと強かったらしい。倉橋には「あまり似てない姉妹だった」「(藍子の)顔と雰囲気がどことなく明日奈に似ている」と言われており、実際ユウキもアスナのことを無意識に「姉ちゃん」と呼んでいた。 メリダ 「スリーピング・ナイツ」の元メンバー。アスナが加わった時点で既に故人であり、短編『Sisters'Prayer』に登場する。 SAOのベータテスターだったが、テスト後に治療困難な脳腫瘍が見つかって入院を余儀なくされ、結果的にデスゲームに巻き込まれずに済んだ。しかし、本人はSAOへの未練をずっと抱えており、デスゲームで自分が生きた証を残したいと考えていた。 クロービス / 矢凪清文(やなぎ きよふみ) 「スリーピング・ナイツ」の元メンバー。アスナが加わった時点で既に故人であり、本編では名前のみの登場。 詳細は「ソードアート・オンライン オルタナティブ クローバーズ・リグレット#クロービス」を参照
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