スノッブ効果
【英】snob effects
スノッブ効果とは、他者の消費が増加していくほど、購買者個人の需要は減少するという効果のことである。アメリカ合衆国の理論経済学者であるハーヴェイ・ライベンシュタインによって提唱された。
スノッブ効果は、多くの人が所有している商品には希少価値がないため、自分は同じ商品を持ちたくない、あるいは、他の人とは違う商品を所有することで希少性への欲求を満たしたいという心理作用に基づいたものである。
スノッブ効果は、マーケティング戦略の1つとして用いられる。期間限定商品や会員限定商品などと謳った商品販売はスノッブ効果を狙った商法といえる。これらの商品は、多くの人に受け入れられるものである必要はなく、希少性の高い材料を用いるケースが多い。
ちなみに、スノッブ効果は、ハーヴェイ・ライベンシュタインの論文『消費者需要理論におけるバンドワゴン効果、スノッブ効果、及びヴェブレン効果』の中で述べられている。
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スノッブ効果
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/21 05:42 UTC 版)
経済学、マーケティングなどで使われる用語で、他者の消費が増えるほど需要が減少する現象(他人が持っているものと同じものはほしくない)を指す。 アメリカの理論経済学者ハーヴェイ・ライベンシュタインが1950年の論文「消費者需要理論におけるバンドワゴン効果、スノッブ効果、及びヴェブレン効果」で提唱したものである。(バンドワゴン効果の項を参照)
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