ステーションソング・ID音楽
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 05:48 UTC 版)
「ラジオ関西」の記事における「ステーションソング・ID音楽」の解説
『海のみえる放送局』 歌:チューインガム / 作詞:藤吉正孝 / 作曲:松田りか(チューインガム) / 編曲:馬飼野俊一 歌詞は全2番で、長さは約2分ほど。ステーションソングとして採用されたのは1972年で、40年以上も使われている。歌詞の中に「ラジオ関西」や「558kHz」などのような直接的な宣伝文句は入っていない(スポットIDではアナウンスとして入る)。その意味では、単なる宣伝だけでなく、ラジオ関西HPで紹介されているように「イメージソング」という意味合いが強い曲である。 歌詞の内容は、海の近くにある放送局がマイクを通して海辺の様子を流している、というものである。 現在、放送開始・終了時、一部のスポットID(60秒版、30秒版、15秒版)に使われている。かつては5秒版も使われていた。 スポットID60秒版(1番)前奏と合わせて「558kHz、ラジオ関西です。神戸ハーバーランドからお送りしています」のアナウンスが入り、1番の歌詞が終わると「558kHz、ラジオ関西です」のアナウンスが入る。 スポットID60秒版(2番)2番の歌詞から歌が入り、2番の歌詞が終わると「558kHz、ラジオ関西です。神戸ハーバーランドからお送りしています」のアナウンスが入る。 スポットID30秒版「♪一つのうたは〜」から歌が入り、歌詞が終わると「558kHz、ラジオ関西です。神戸ハーバーランドからお送りしています」のアナウンスが入る。 スポットID15秒版「♪ここは海のみえる〜」から歌が入り、歌詞が終わると「558kHz、ラジオ関西です。神戸ハーバーランドからお送りしています」のアナウンスが入る。 スポットID5秒版「♪ランララ、ララララ〜」が入り、同時に「558kHz、ラジオ関西です」のアナウンスが入る。 変遷 560キロヘルツ時代、放送開始時と放送終了時に『ランララン、JOCR』という30秒の曲を流していたことがある。 1972年に「海のみえる放送局」を採用。 1982年 - 1994年3月31日頃の放送終了IDは洋楽とジャズを流していた。洋楽はThe Brownsの『Send Me The Pillow Dream on』(夢の枕を)が使われていた。 通称に「AM KOBE」を採用する直前の1994年4月1日 - 1996年8月7日は放送開始IDをオリジナルのものに変更(「AM KOBE」の通称を採用した同年10月1日と送信所の移転した同年11月23日にアナウンスを一部変更)し、放送終了IDを再び『海の見える放送局』(ただし1982年以前と異なり新バージョンとなった)に戻す(同じく通称採用時と送信所移転時にアナウンスを一部変更)。 1996年8月8日 - 2004年3月の開始ID音楽は、大江千里によるオリジナル・テーマソングで「エイエ〜ム、コウベ〜」と歌うものだったが、同年4月にラジオ関西のクレジットが入ってからは新バージョン(アナウンス:三上公也)になった。放送終了IDもBOSSANOVA CASSANOVAによるオリジナルのテーマソングで「ここ〜ろのと〜びら、ひら〜く〜」と歌うものに変更した。BOSSANOVA CASSANOVAのヴァージョンでも歌詞の最後は「海の見える放送局」となっている。 2005年1月1日にラジオ関西に呼称を統一してからは林真一郎によるコメントに変更(2006年2月28日まで)。IDを三たび『海のみえる放送局』(1994年版と同様)のジングルに戻す。その後2006年3月1日にID音楽の曲調がわずかに変化。波の音も入った。 2015年4月1日に放送を開始した平日日中帯の番組レーベル『こちら、海の見える放送局』の冒頭はこの曲の1番が流れる。
※この「ステーションソング・ID音楽」の解説は、「ラジオ関西」の解説の一部です。
「ステーションソング・ID音楽」を含む「ラジオ関西」の記事については、「ラジオ関西」の概要を参照ください。
- ステーションソング・ID音楽のページへのリンク