スタジアム建設募金団体
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/24 19:17 UTC 版)
「市立吹田サッカースタジアム」の記事における「スタジアム建設募金団体」の解説
上述のとおり、完成後のスタジアムを吹田市に寄付することでふるさと寄附金をはじめとする各種税制の優遇を受けられるようにするため、募金の募集と建設主体はガンバ大阪とは別の任意団体を設立して事業を行うことになった。 団体の理事は以下の通り。 代表理事・理事長 - 金森喜久男(ガンバ大阪前代表取締役社長) 理事下妻博(関西経済連合会前会長) 森詳介(関西経済連合会会長) 川淵三郎(日本サッカー協会最高顧問、初代Jリーグチェアマン) 鬼武健二(大阪府サッカー協会会長、第3代Jリーグチェアマン) 大東和美(Jリーグメディアプロモーション取締役会長、第4代Jリーグチェアマン) 村井満(第5代Jリーグチェアマン) 野呂輝久(ガンバ大阪代表取締役社長) 山下好博(ガンバ大阪取締役) 上野山信行(ガンバ大阪顧問) スタジアム建設費用のうち、toto等の助成金を除く全額を「スタジアム建設募金団体への募金」により賄うこととし、(助成金を含めた)建設費の目標額を140億円に設定した。 一口あたりの募金額は任意としているが、5万円以上募金した場合にはスタジアム内に募金者(個人名、法人名、非営利サッカーチームまたは自治会名)を記したネームプレートを掲出することとしている。また、企業によるタイアップ企画による募金も受け付けていた。 2012年4月より募金活動を開始し2013年12月の起工式時点の募金額は113億円と伸び悩んでいた が、G大阪が2014年シーズンのトレブル(J1リーグ戦・ナビスコカップ・天皇杯)を達成した直後から募金額が急増、2014年12月21日の時点で不足額が6億5千万円にまで圧縮されており、4万人収容のスタジアムの本体建設(大型ビジョン、VIPルーム以外)に必要な金額のめどは立ったという。 2014年12月31日で個人による募金の受け付けを終了。2015年3月14日ですべての募金の受け付けを終了した。最終的な募金額が138億2728万8626円となったことを公表。目標額に約1億8000万円届かなかったものの、バックスタンド側のVIPルーム以外はほぼフルスペックでの建設を行うことが決定した。並行して国土交通省と環境省に助成金(国土交通省:住宅・建築物省CO2先導事業、環境省:自立・分散型低炭素エネルギー社会構築推進事業)を申請。2015年6月、申請していた助成金の受給が決定したことで総事業費は140億8566万5383円となり、目標額の140億に達し予定していたフルスペックでの建設が決定した。事業費の内訳は、法人からの寄付金が99億5018万6535円(721社)、個人からの寄付金が6億2215万2091円(3万4627人)、助成金が35億1332万6757円。
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