スタジアム破壊(2006年)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/25 16:02 UTC 版)
「クラシコ・デル・アスティジェーロ」の記事における「スタジアム破壊(2006年)」の解説
2006年4月30日、エメレクのホームスタジアムであるエスタディオ・ジョージ・カプウェルでその年2度目のダービーが行われた。前半を終えてエメレクが3-0とリードしていたが、後半が始まってから、サン・マルティンスタンドに陣取っていたバルセロナの「スル・オスクーラ」(邪悪な南部)が暴動を起こした。手始めに彼らは物をピッチに投げ入れ、そのうちのひとつが当たった副審が負傷。次に彼らは広告看板を壊し、さらには、ラジオ放送ブースに侵入してラジオ局の所有物を略奪し、前代未聞の醜態を晒した。スル・オスクーラが陣取る座席近くに座っていた一般の観客は、観衆の騒乱を避けるためにピッチに逃げ込むと、40人が負傷して9人の逮捕者が出た。試合は中断され、翌日に無観客の状態で再開するよう命じられた。翌日に再開された試合ではバルセロナが2点を追加したが、エメレクが3-2で逃げ切った。バルセロナがエメレクと対戦する際、スル・オスクーラは常に「El Capwell lo destrocé, lo destrocé, lo destrocé」(カプウェルは俺が破壊した、俺が破壊した、俺が破壊した)というチャントを歌う。
※この「スタジアム破壊(2006年)」の解説は、「クラシコ・デル・アスティジェーロ」の解説の一部です。
「スタジアム破壊(2006年)」を含む「クラシコ・デル・アスティジェーロ」の記事については、「クラシコ・デル・アスティジェーロ」の概要を参照ください。
- スタジアム破壊のページへのリンク