スタジアム改修について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/17 04:52 UTC 版)
「群馬県立敷島公園県営陸上競技場」の記事における「スタジアム改修について」の解説
2011年、国際サッカー連盟(FIFA)基準に合わせ、座席の幅を現状の40センチから45センチに広げること、および、照明の明度不足を解消するための増強工事を、翌年6月までに行うと群馬県から発表された。また、座席の増幅によって収容人数がJ2規定の10,000席を割ることから、合わせて座席の増設も発表された。ただし、この時点ではあくまでもJ2の基準を満たすための改修であり、将来、J1基準のための改修を妨げないことを考慮した改修であると強調された。 2012年2月1日付け上毛新聞紙面にて、県は新年度からJ1規格への改修に取り組む方針を固めたと発表された。収容人数を5,000席増の15,000席とする設計に取り掛かり、2012年の成績次第では年内にもJ1規格に向けた改修を開始する。県は2月現在、座席の拡大などJ2新規格への改修を進めているが、ザスパ草津(ザスパクサツ群馬)が昨季好調な成績を収め来季のJ1昇格も視野に入ってきたことから、早急な対応が必要と判断した。まずは座席増幅にともなう座席数不足を解消し、これまでと同じ10,000席(J2規格)を確保するため、芝生となっている南北サイドスタンドの前半分を座席にする。さらにJ1規格に対応するためには、立ち見席を含め15,000人以上(芝生席を除く)収容できることが条件になることから、サイドスタンドの後ろ半分や、スタジアム北東および南東にある二つの出入り口をスタンド化することを検討している。 2013年3月15日付け上毛新聞紙面にて、2014年2月の完成に向けて、県がJ1規格への改修を計画していることが明らかになった。記事によると、14億円を投入し、グラウンド南北のサイドスタンド外側に座席及び立見席5,580席を増設、併せて新しい電光掲示板を設置する。2013年8月に工事が開始された。これを受けて、ザスパクサツ群馬は2014年度のJリーグライセンス申請のJ1ライセンスを取得した。
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