ジャコビニ‐りゅうせいぐん〔‐リウセイグン〕【ジャコビニ流星群】
ジャコビニ流星群
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ジャコビニ流星群(ジャコビニりゅうせいぐん、Giacobinids)は、10月8日から10月10日前後の、主として夕刻に見られる、突発的な流星群である。
- ^ 国際天文学連合、64の流星群の公式名称を決定
- ^ 流星の和名について 国立天文台
- ^ “10月りゅう座流星群”. 流星電波観測国際プロジェクト. 2013年4月28日閲覧。
- 1 ジャコビニ流星群とは
- 2 ジャコビニ流星群の概要
- 3 関連項目
ジャコビニ流星群
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「ジャコビニ・ツィナー彗星」の記事における「ジャコビニ流星群」の解説
ジャコビニ・ツィナー彗星は、ジャコビニ流星群の母天体である。なお、流星群の名前は、彗星にともなって改名はされず、古い呼び名が残っていた。なお2009年に公式名称として、放射点の星座に基づく「10月りゅう座流星群」が付与されており、彗星名に基づく慣習名は非推奨となった。 ジャコビニ・ツィナー彗星は、遠日点が木星軌道のすぐ外側にある木星族彗星であり、木星の重力の影響で軌道を変える。とくに、この彗星は近日点が1 AUよりわずかに遠いので、わずかな変化で地球の軌道との位置関係が変わり、流星群の規模が大きく変わる。 20世紀には、3回の大きな変化があった。 1910年2月、この彗星は木星から1 AU以内を通り、軌道は地球に接近し、大流星雨をもたらした。 1958年1月、この彗星は木星から0.93 AU以内を通り、軌道は地球から遠ざかり、これ以後、ジャコビニ流星群は見えなくなった。 1969年9月、この彗星は木星から、20世紀で最も近くである0.58 AU以内を通り、軌道は地球に近づいた。これ以降、再びジャコビニ流星群を見ることができるようになった。
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