ジアス及びジアスPLA
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/17 15:52 UTC 版)
「パワーローダー (パワードール)」の記事における「ジアス及びジアスPLA」の解説
ジアス、及びジアスPLAのPLDは、地球政府軍の残党、寝返ったオムニ軍の部隊、そしてジアスに協力する企業の3つのルートから調達されたものが殆どである。装備は、地球軍のものとオムニ軍のものが混在している。 TS-3改 独立戦争後、残されたTS-3を改修したもの。X-3A相手には互角以上の性能であったTS-3であったが、X-4相手には力不足であった。そのため、XJ-1の導入とともに前線から退き、ジアス動乱末期(アドヴァンスドパワードール2)では姿を見ることは無くなった。オリジナルには無かったポケットを2つ備える。 本項では独立戦争当時のオリジナルと区別する意味で、名称に「改」を入れているが、正式名称はあくまでも「TS-3」である。 TS-3C改 独立戦争後、残されたTS-3Cを改修したもの。格闘能力ならX-4と互角な機体であり、動乱初期のジアス主戦力であったが、格闘主体から射撃主体になる対PLD戦闘の流れについていけず、TS-3改と同じ運命をたどった。オリジナルには無かったポケットを2つ備える。 TS-3改同様に、正式名称はあくまでも「TS-3C」である。 KX-4P 寝返ったオムニ軍の部隊からもたらされたPLD。X-4のカラーをジアスのものに塗り替えただけのものである。当然、X-4C、X-4RにあたるKX-4PCとKX-4PRが存在するが、ジアスの蜂起直後にX-4Rの仕様変更があったため、KX-4PRはX-4Rよりも索敵能力で劣る。オムニ軍の敵味方識別装置からは「敵のX-4」と認識される。「パワードール2ダッシュ」本編の第8ミッション「キューブスキャン」では、X-4系とKX-4P系の混成部隊という、一風変わった編成が、謎の組織により投入されている。 XJ-1 OMI社によって開発されたPLD。元々は「YDW-R701」の型番でX-4+の次のPLDとして開発されていたもので、安定した性能と低価格により、レイランド・ダグラス社のX-4Sとは違う意味での汎用性を追求したものであったが、X-4Sにコンペで敗れたため(空挺能力の欠如が原因とされる)、ジアスに向けて販売されることとなった。機動力でこそX-4+に劣るが、総合的な戦闘力ではX-4+を上回る。バリエーションに電子戦用のXJ-1R、格闘用のXJ-1Aがあり、XJ-1Aの格闘能力はX-4S(クリーン状態)以外のオムニ軍PLDを上回る。 α-11(OVA「プロジェクトα」に登場) ジアスに移ったデボラ・ヒューズによって開発された、ワンオフの大型PLD。パイロットはα-9のパイロットが続投した。α-9譲りの甲虫のような姿、分厚い装甲、速い反応速度、高い機動力、そして強力な格闘腕を持ち、さらに格闘腕の先端にパイルバンカーを備える。3機態勢になっており、その全てを一人のパイロットで操縦する。そのために搭載された新型αシステムは、パイロットの脳とシステムを直結させるという、人間性を無視したものであった。デボラによると、これはαのパイロットが戦闘力を求め続け、デボラがそれを叶える方法を探し続けた結果なのだという。本機はドールズによって撃破されたが、その際にパイロットは廃人となっている。
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