ショーン・マクダーモットの時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/31 02:59 UTC 版)
「バッファロー・ビルズ」の記事における「ショーン・マクダーモットの時代」の解説
2017年は、1999年以来のプレーオフ出場をワイルドカードとして果たしたが初戦で敗退した。2018年、シーズン前にQBのタイロッド・テイラーとOTのコーディ・グレンを放出した。開幕戦ではQBにネイサン・ピーターマンを起用するも、2試合目からはドラフト1巡目ルーキーのジョシュ・アレンを起用することになった。プレーオフを逃し、シーズンを終える。シーズン後、13年在籍したDTのカイル・ウィリアムスが引退した。2019年はワイルドカードで2年ぶりにプレーオフに進出したが初戦で敗れた。 2020年シーズンは新型コロナウイルス感染症流行のため、レギュラーシーズンのホームでの全試合を無観客で開催することになった。ニューイングランド・ペイトリオッツが12連覇を逃し、13勝3敗で終えたビルズが25年ぶりに地区優勝を果たした。プレーオフ初戦と二戦目では抗原検査が陰性であったシーズンチケット保有者の一部6,772人に限り観戦を許された。初戦ではインディアナポリス・コルツを破って25年ぶりのプレーオフ勝利をあげた。二戦目もボルチモア・レイブンズを下した。しかしながら、AFCチャンピオンシップゲームでは前年王者のカンザスシティ・チーフスに敗れ、27年ぶりのスーパーボウル進出とはならなかった。 2021年、3月18日にシカゴ・ベアーズからQBミッチェル・トゥルビスキーが加入した。シーズン最後に4連勝して地区一位となり、3年連続してプレーオフに進出した。プレーオフ初戦では同地区ライバルのペイトリオッツに30点差で大勝したが、次戦ではWRガブリエル・デービスがプレーオフ新記録となる4レシービングタッチダウンをあげながら延長でカンザスシティ・チーフスに敗れた。この試合ではコイントスの結果、延長で一度も攻撃権を得られないままに敗れたために論議を呼び、シーズン後のポストシーズンの延長ルール改定につながった。 1973年に建設されたハイマーク・スタジアムが老朽化し、レベニューシェアリングの対象とならずに高収入を得られる特別席が不足しているため、チームはオーナー変更以前から新スタジアムの建設あるいは本拠地移転を模索してきた。ハイマーク・スタジアムとの契約が2023年で切れるため、2022年には公的資金も投入しての新スタジアム建設議論が活発となった。2022年3月28日、チームはオーチャードパークに建設される新スタジアムの30年リース契約を結んだことを発表した。新スタジアムはその60%の建設費を州および郡が負担し、2023年に着工して2026年に完成予定である。
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