サーパントアイル(Serpent Isle)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/04 09:23 UTC 版)
「ウルティマ」の記事における「サーパントアイル(Serpent Isle)」の解説
SIの舞台となる世界で、独自の文化と哲学思想を持つ都市を形成している。ブリタニアとは海上にそびえる蛇の柱(Serpent Pillars)を通じて繋がっているが、一方通行になっていてサーペントアイルからブリタニアへ行くことはできない。 元はモンデインの宝珠が破壊されたときの大変動によって別次元へ移動した、ソーサリアの旧大陸the Lands of Danger and Despairである(マップの地形がU1と一致し、2つの城が遺跡として残っている。ウルティマオンラインでも徳の諸島として登場した)。住民たちはかつてロード・ブリティッシュが開始した徳の啓蒙政策を価値観の強制であるとして反発し、魔導士Erstamに率いられ、新天地を求めて移民してきた人々の子孫である。このため、この世界ではロード・ブリティッシュは独善的な暴君ビースト・ブリティッシュ(Beast British)として嫌悪されている。 彼らは当初この地をニューソーサリア(New Sosaria)と名付けたが、各地に残された蛇を崇める文明の遺跡が発見されるにつれ、いつしか「サーパントアイル」と呼ぶようになった。 モニトー(Monitor) 双子都市Montor EastとMontor West出身の騎士たちが建てた町。通貨単位はモネタリ。 騎士たちは外敵ゴブリンと交戦中である一方、Wolf, Bear, Leopardの三騎士団に分かれて勢力争いを繰り広げている。「騎士の試練」を成し遂げて「騎士」となった者だけが一人前の市民として認められる。死者を火葬で葬る風習がある。 フォーン(Fawn) 海上の商業都市Fawnからの移民が建てた白亜の洋上都市。「美」を最大の美徳としており、市の運営は美の女神像からの神託に従って行われている。通貨単位はフィラリ。 ムーンシェード(Moonshade) 魔法都市Moon出身の魔法使いたちが建てた町。魔法の素養がある者(Adept)に素養のない者(Mundane)が服従する階級社会となっており、魔法使い達の互選によるメイジロード(Mage Lord)が最高権者として君臨する。通貨単位はギルダー。 眠れる牡牛亭(Inn of the Sleeping Bull) モニトーとフォーンを結ぶ街道沿いの宿場で、ムーンシェード行きの定期航路の発着場もある。その交通の便ゆえに、各地からの様々な人々が逗留している。シャミノの城について唄う詩人も居る。 モンク島(Monk Isle) この世界に終末の危機が迫る時に「異世界からの英雄」アバタールが現れることを予知したXenkaの予言を守るゼンカ修道団(Xenkan Monks)が、厳しい戒律に従って修道院生活を送っている。 シャミノの城(Castle of Shamino) U1時代のシャミノの城が遺跡として残っており、ある幽霊がシャミノへの恨みを残して彷徨っている。
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