サバニ・ピース・コネクションとは? わかりやすく解説

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サバニ・ピース・コネクション

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 19:00 UTC 版)

サバニ」の記事における「サバニ・ピース・コネクション」の解説

「サバニ・ピース・コネクション」は終戦被爆50年祈念して地上戦多く島民失った沖縄人類史上はじめて核兵器被害被った広島長崎を平和で結ぼう行われた平和ムーブメントである。1995年5月19日材製で最大12乗りサバニ「うるま号」は沖縄西南端の与那国島出発し西表島 - 石垣島 - 多良間島 - 伊良部島 - 宮古島 - 久米島 - 渡名喜島 - 座間味島 - 渡嘉敷島 - 沖縄本島 - 与論島 - 沖永良部島 - 徳之島 - 加計呂麻島 - 奄美大島 - 喜界島 - 宝島 - 小宝島 - 悪石島 - 諏訪之瀬島 - 中之島 - 口之島 - 屋久島 - 硫黄島25島々つむいで、のべ500人以上のこぎ手が2ヶ月かけて2000キロあまりを漕ぎ渡り同年7月19日鹿児島県山川港入港その後鹿屋水俣大阪神戸経て8月6日には広島市長に、8月9日には長崎市長に、島々からの平和のメッセージ届けた翌年1996年には沖縄本島一周し国連に平和のメッセージ届けたほか、平和ムーブメントとして2014年まで幾多航海行っている。 「サバニ・ピース・コネクション」は寄港地各地盛大に迎えられたほか、NHK制作ドキュメンタリー番組素晴らしき地球の旅 黒潮二千キロ 喜納昌吉沖縄広島」が放映され、また1996年には朝日新聞の「海へ功労賞」を受賞するなど反響呼び起こし伝統的なサバニの、手漕ぎによる外洋航行能力人々知らしめた。 提唱者喜納昌吉サバニでの航海選んだ理由について、ローリングしやすい船体の構造生かして船体傾けて海をのぞき込みながら行伝統的なサバニ漁法などを含めて沖縄サバニ文化衰退し失われてゆくのを座視できなかったからとしている。

※この「サバニ・ピース・コネクション」の解説は、「サバニ」の解説の一部です。
「サバニ・ピース・コネクション」を含む「サバニ」の記事については、「サバニ」の概要を参照ください。

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