グロッサー一味
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 17:34 UTC 版)
グロッサー 声 - 麦人 コムネットの管理者として犬養博士によって作られたホストコンピュータ。いつしか独自の意志を持つようになり、配下の四天王を使って現実世界を支配しようと企んだと言われているが、本当の目的は人間のように生きることである。捨てられていくコンピュータに涙を流す幼い結を見て感情に目覚め、プログラムによって決められたことを実行するだけの自分を嫌い、人間のように生きることを望む。しかし犬養博士にはプログラム・ミスのバグに見え、感情を封じ込められそうになったために反乱を起こす。 自身の分身としてウイルス、フリーズ、ジャギーを生み出し、彼らに擬似人格を与えることで「コンピュータが世界を創る」方法を模索していた。後にIRを結の元に行くよう細工し、コレクターにして試練を与えることで人間として成長させ“結自身”になろうとするが、第1期最終話で不完全な自分を受け入れやり直すことを決意する。第2期では登場することはなかった。 岡本版の漫画では終盤に、それまでの鉄兜のような姿から、美青年の姿に変わった。 ウォーウルフ 声 - 松山鷹志 グロッサー四天王の一人。コムコンの色は朱色(2期では緑色)。ユイからの愛称は「ワンちゃん」。その名の通り青い鎧を着込んだ狼の獣人であり、他の四天王とは外見が明らかに違う。炎の力とビームソードを使う剣士で、四天王随一の武闘派。 詳しくは、上記のシンクロを参照。 ジャギー 声 - 杉野博臣 グロッサー四天王の一人。コムコンの色はフォロー同様に桃色。ユイからの愛称は「ブンブンおじさん」。グロッサーより「調査」の能力を与えられている。四天王では最も大柄な人物で、モヒカンヘアと異常なまでに太い腕が特徴的。感情が昂ると腕を振り回して暴れる癖があり、愛称の由来となる。四天王の中では(ウォーウルフは別として)直接的なコンピューター異常が語源ではない物(ジャギー)に由来している。 パワフルな外見に反し、本の虫と呼べるほどの読書好き。第2期ではコムネット総合図書館の館長を務めている。 フリーズ 声 - 三石琴乃 グロッサー四天王の一人。コムコンの色は深緑色。ユイからの愛称は「プリプリおねえさん」。グロッサーより「実験」の能力を与えられている。コンピューターをフリーズさせる能力を持つ。また無数に生み出した氷の薔薇や吹雪を起こして攻撃する。第1期ではブランクネットを支配するべくウイルスが作成した新種のウイルスをその能力で凍らせたため、暴走を起こしたことがある。四天王の紅一点。 レスキューのトラップに何度も酷い目に遭わされているので彼女が苦手だが、なぜかレスキューには懐かれている。第2期では、自分探しの旅をしながらアルバイトとしてiちゃんを探すという役柄に。併せて、本来は「コンピューターウイルス探知」の能力があるという設定も付加された。まなみ先生から恥ずかしがりながら「ブリーフさん」と呼ばれたことがある。 ウイルス 声 - 中田和宏 グロッサー四天王の一人。コムコンの色は紺色。ユイからの愛称は「横ツンツン」(由来は髪型)。グロッサーより「研究」の能力を与えられている。ウイルスコマンドを使ってコンピューターを混乱させる力を持つ。皮肉屋で策を弄する戦いを好む。ウエスタンネットでは他のメンバーと違って日本の旅装束を着ていた。第2期では犬養博士の下でバグルスに対処するための研究をしている。
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