キングフィッシャー (小売業)とは? わかりやすく解説

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キングフィッシャー (小売業)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/21 17:04 UTC 版)

キングフィッシャー
Kingfisher plc
ロンドンの本社
種類 公開会社
市場情報 LSEKGF
本社所在地 イギリス
ロンドン
設立 1982年
業種 小売業
事業内容 DIYチェーンストア
外部リンク https://www.kingfisher.com/
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キングフィッシャー (: Kingfisher plc) は、イギリスに拠点を置く国際小売企業グループ。ヨーロッパ地域・ロシア・トルコの10カ国で約1,280の店舗を展開し、78,000人の従業員を有する[1]。以前は様々な小売りチェーンを所有していたが、現在はDIY市場に特化している。ロンドン証券取引所に上場している。

沿革

キングフィッシャー・グループは1982年にパタノスター・ストアーズ社(Paternoster Stores Ltd)がイギリスにおけるウールワース・グループを買収して創業し、その後ウールワース・ホールディング社(Woolworths Holdings plc)と改名した[2]。続いてDIYチェーンのB&Qや薬局のスーパードラッグ、電器量販のコメット・グループ(Comet Group plc)、レコード販売のMVC(Music and Video Club)等を買収。1989年にキングフィッシャー(Kingfisher plc)と改名した[2]

さらにフランスのDIYチェーンのカストラマ(Castorama)、BUT、ドイツの電器販売のヴェゲルト(Wegert)など欧州の流通を買収し、イギリス最大の小売業チェーンに成長した。1999年にイギリス最大のスーパーマーケットASDAを買収しようとしたが、アメリカウォルマートに阻止された。カストラマの支配権を巡った争議の後、2001年には株価等の圧力もあり、ウールワースを含むグループを分割せざるを得ず、2003年には電器量販事業を分割し「KESA」グループを形成した後、キングフィッシャー・グループはDIY事業に特化することとなった。

現在、キングフィッシャー・グループ傘下の企業は:

  • B&Q:イギリスで運営。
  • カストラマ(Castorama):フランスイタリアポーランドロシア
  • ブリコ・デポ(Brico Dépôt):フランス、スペイン
  • スクリューフィックス・ダイレクト(Screwfix Direct Ltd.)
  • KOCTAS:トルコ
  • ホーンバッハDIY(Hornbach DIY):キングフィッシャーが21%の株式を保有。

脚注

出典

  1. ^ About us” (英語). Kingfisher plc. 2018年3月21日閲覧。
  2. ^ a b Our History” (英語). Kingfisher plc. 2018年3月21日閲覧。

外部リンク




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