ガーゼル教国(ゾーア帝国)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/26 18:00 UTC 版)
「ティアリングサーガ ユトナ英雄戦記」の記事における「ガーゼル教国(ゾーア帝国)」の解説
40数年前に教皇グエンカオスを首魁として突如出現した、邪神ガーゼルを主神と崇める教団を中心に構成される宗教国家。暗黒魔道士や暗黒騎士を率いてカナン王国と戦争を繰り広げ、後にカナンと同盟を結び古の昔に勇者「カーリュオン」と女神「ユトナ」に滅ぼされたはずの「ゾーア帝国」を再興させる。以降はカナン王国をほぼ手足のように扱い、大陸各地に戦禍と苛烈な圧政をもたらす存在となっている。 グエンカオス ガーゼル教国の教皇。 元々はレダ王国で神官を務め将来を嘱望される若者だったが、とある事件をきっかけに邪神ガーゼルの崇拝に傾倒。 レダ滅亡後の旧領北部に抑圧されていたゾーア人を集めてガーゼル教国を打ち立て、カナンのみならず大陸全体にその牙を剥いた。 邪神復活を企て、闇の最高位魔道書「ザッハーク」を操り各神殿の大神官を殺めるなど陰に日向に暗躍し続ける。 カルラ カナン国王バハヌークの愛妾。 ゾーアの宝石と謳われた美女であり、暗黒の魔女と恐れられる能力と苛烈な性格の持ち主である。 バハヌークを籠絡してカナンをガーゼルの麾下に従え、グエンカオスの腹心としてゾーア人を迫害したリーヴェに復讐するべく様々な陰謀と暗殺に手を染める。 ジークの実姉であり、ゾーア人に対する迫害に憤慨し、グエンカオスの野望に手を貸した。 実はシゲンの実母であるが、シゲンは父と自分を捨てた彼女を憎んでいる。しかしシゲンがとどめを刺した時の今際の際には、シゲンの本当の名「テオ」で呼び、彼が迫害もされず成長したことを喜ぶ母親としての一面も見せる。なおシゲンとは、カルラの亡き夫にしてテオの実父の名前でもある。 ジーク マルス神殿にて仲間になる、謎の騎士。本人は「バージェの騎士」を自称しているが、バージェ出身のラフィンは彼の存在を知らなかった。 ゾーアのバージェ侵攻の際に囚われ、体にひどい傷が残るほどの拷問を受ける。家族までもがその対象になったため、家族を守るために暗黒騎士となった。 この事実を知ったケイトはジークに懇意となり、次第に二人は恋仲になる。 その正体はゾーアが送ったスパイであり、中盤にて姉・カルラに促され、ゾーアに戻った。体の傷はゾーア人狩りで付けられたものである。 しかしジーク自身はグラムドに救われた経緯から「差別のない世界」を目指していたため、戻ったゾーアで奴隷戦士が捨てれている様に疑念を抱いた。 カルラの説得でゾーアのために戦うことを誓うも、その本心はケイトにとどめを刺された際に聞くことができる。 スパイの割にはそれらしい動きをまるで見せないが、公式ガイドブックで「化け物ユニット」と称されるほどに全能力が高く、第一線で使っていると後に大きな穴ができてしまう点では、軍の邪魔をしているともいえる。 シエラ 暗黒魔法を扱える、魔道士の女性。
※この「ガーゼル教国(ゾーア帝国)」の解説は、「ティアリングサーガ ユトナ英雄戦記」の解説の一部です。
「ガーゼル教国(ゾーア帝国)」を含む「ティアリングサーガ ユトナ英雄戦記」の記事については、「ティアリングサーガ ユトナ英雄戦記」の概要を参照ください。
- ガーゼル教国のページへのリンク