ガンダム開発試験0番機(エンゲージゼロ)
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「ガンダム開発計画」の記事における「ガンダム開発試験0番機(エンゲージゼロ)」の解説
スマートフォンゲームアプリ『機動戦士ガンダム U.C. ENGAGE』に登場。メカニックデザインはことぶきつかさ。 開発が進行する試作0号機をフォローする形で追加提案されたさまざまなオプション・プランのひとつとして、AE社が開発した機体。対MS戦での強襲突撃を主眼とする。開発チームはおもにAE社に吸収されたジオン公国系の技術者からなり、メカニックにニック・オービル、エンジニアにルセット・オデビーが参加している。本機の機動性は通常のパイロットでは扱えるものではないため、MA(ブラレロ)の搭乗経験があるフラナガン機関出身のペッシェ・モンターニュがテスト・パイロットを務める。 装備バリエーション エンゲージゼロ・追加ブースター装備型 公国軍残党の掃討作戦用としてさらなる機動性の確保が検討され、ルセットの提案により背部に大推力のブースター・ポッドを2基装着した仕様。ブースターはコア・ファイターに接続されており、それぞれ大型ビーム・サーベル兼ビーム・キャノンを1基ずつ装備する。爆発的な加速を得られる反面、対G耐性のないパイロットでは失神してしまうほどであり、ペッシェでもブースター点火からの稼働時間は3分が限度とされる。フレキシブル・ジョイントなどは採用されていないため、姿勢制御や機動性・運動性はフルバーニアンに劣る。 作中での活躍 イベント「0082 ペッシェ・モンターニュ ~星屑たちに花束を I~」では、0082年にフォン・ブラウン近傍における最終トライアルで模擬戦をおこなう。しかし、連邦軍は実戦データを要求、開発チームは連邦軍に出向し月面テロ掃討作戦に同行、ペッシェらのかつての同胞である公国軍残党と戦う。高機動型ケンプファーに対抗するため、追加ブースター装備型で出撃し勝利する。 「0083 ペッシェ・モンターニュ ~星屑たちに花束を II~」冒頭のナレーションでは、1年後に本機のトライアル・データをもとに「ガンダム開発計画」が実行に移されたことが言及される。しかし、作中ではオサリバン常務によって、本機がコンペ用の試作機ではなく、高性能なガンダムをベースに、サイコミュ兵器の開発とニュータイプの育成という公国軍の設計思想である「ビショップ計画」を受け継ぐ機体であり、連邦軍オーガスタ研究所において、同計画でニュータイプに覚醒した(オサリバン曰く「人工ニュータイプ」とされる)ペッシェを待っていることが語られる。ペッシェはビショップ計画の真実と自分自身の「宿命」を確かめるため、オーガスタ研に向かう。
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